鵜島(うしま)

No.187 鵜島

基本情報

島名:鵜島(うしま)
都道府県:愛媛県
市区町村:今治市
指定地域名:越智諸島
面積:0.76 ㎢
周囲:6.1 ㎞
標高:84 m
人口:19人(2020年・国勢調査)
来島者数:1,400人

織田信長の末裔に会える、水軍史跡の島

今治大島の北東約15㎞。大島と伯方島の間に位置する、瀬戸内海のほぼ中央に浮かぶ島です。室町時代に将軍・足利義満が、ひとつがいの鵜を海に放ったところ、鵜が繁殖したことから「鵜島」と名付けられたと伝わります。全国でも有数の急潮が渦巻く海に囲まれており、日本最大の海賊として知られる村上水軍にとって重要な役割を果たしていました。島内には水軍の兵糧奉公所、船奉公所、北浜代官所、見張所、造船所、鵜島城などの遺構が数多く残っています。

島の人口はかつて300人を超えていましたが、いまではほんのわずか。島民の大半が戦国武将・織田信長の末裔といわれており、姓は織田(おりた)さんがほとんどです。島には店や自動販売機がほぼないため、来島時には水分を持っていくことをお忘れなく。鵜島のアイドル・海で泳ぐアヒルが可愛らしく出迎えてくれます。

グルメ情報

・みかん
サンサンと降り注ぐ日差しによって、旨味が凝縮。甘みと酸味のバランスに秀でていて、いくつでも食べられるおいしさ。

・鵜島らっきょう
生産量がそれほど多くないため、外に出回らない幻のらっきょう。香り高くピリッとした辛みが、後を引く。

・いちじく
地元の人の定番デザート。太陽の光をめいっぱいに浴びて、驚くほどに甘み満点。溢れる果汁とプチプチした食感がたまらない。

みどころ

・鵜島三十三観音
鵜島の山峰伝いに並ぶ石物群。京都・大阪の両国三十三観音にちなんだものと伝わる。

・お堂
織田信長の末裔である四代目、織田権四郎が明和9年(1772年)に建立したとされる。三十三観音の第1番寺堂で、阿弥陀如来像が本尊。

・古井戸
村上水軍ゆかりのものとされ、当時の船奉行・小浜源右エ門の屋敷跡にある。水質が良く、鵜島の南西に位置する能島にも汲まれていた。

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