離島を通してこれからのPR・ECについて考えるメディア。

温暖な瀬戸内海気候に恵まれた大崎上島は、瀬戸内海では小豆島に次いで2番目の大きさを誇る有人離島です。本土とは橋で繋がっておらず、安芸津港や竹原港からフェリーで渡航します。周囲には有人島・無人島合わせて20以上の島が点在しており、離島振興法に指定されています。

島の北側には天然記念物である小型クジラ・スナメリが生息しており、フェリーから観察することができます。大崎上島最高峰で標高452.6mの神峰山（かんのみねやま）からは周辺115の島々を見渡せることから、絶景スポットとして人気を集めています。毎年6月の県民山の日には神峰山ウォークが開催されています。

・柑橘

温州ミカン、紅まどんな、はるか、甘平などの多種を栽培。「太陽」「海からの照り返し」「石垣からの照り返し」によって、甘くおいしく育つ。

・しま味噌
岡村島に伝わる、昔ながらの製法で作られる味噌。無添加・自然発酵で、もち米を加えた独特な味わい。

・ひじき
12月から5月まで島の沿岸で採集される名産品。臭みがなく、地元の人たちはカレーやだし巻き卵などに入れてアレンジを楽しむ。

・弓祈祷
毎年2月11日に姫子隝神社で行なわれる。「鬼」と書かれた的をめがけて矢を放つ、愛媛県指定無形民俗文化財。

・ナガタニ展望台
二階建てで、逆U字型をした白亜の展望台。240度の大パノラマが広がる。遊歩道を上がれば、東屋で休憩も可能。

・救世観音堂
弘法大使・空海が一刀彫をしたといわれる救世観音像が安置されている。「8月8日にお参りすると、千日は健康で過ごせる」と伝わる。