利島(としま)

No.20 利島

基本情報

島名:利島(としま)
都道府県:東京都
市区町村:利島村
指定地域名:伊豆諸島
面積:4.12 ㎢
周囲:7.7 ㎞
標高:507.5 m(宮塚山)
人口:327人(2020年度・国勢調査)
来島者数:8,057人(2016年度)

太平洋に浮かぶ椿とイルカの島

利島は東京都心から南方へ約130km、伊豆大島と新島の間にあります。島の中央にそびえる最高峰の宮塚山507.5mを頂点に緩やかな円錐形を描く火山島で、砂浜はなく海岸線は断崖絶壁に囲まれています。

地形的に大型船が接岸しづらいため、特に冬期は定期船の欠航が多く、旅行の際は余裕を持った日程で計画するのがおすすめです。全島の80%が椿林に覆われているため「椿の島」とも呼ばれており、江戸時代から250年以上続く伝統産業の椿油は、全国トップクラスの生産量を誇ります。豊かな自然を生かし、ダイビング・ドルフィンスイム、釣りなどの観光も盛んです。

グルメ情報

・伊勢海老、サザエ
黒潮の恩恵により魚介類が豊富で、特に伊勢海老やサザエは、資源保護のため十分に成長した物だけを水揚げしていることからサイズが大きく、大変美味。島を代表する名産品となっている。

・利島の明日葉椿油ソース
利島の地元野菜の明日葉(アシタバ)と名産の椿油から作られた万能ソース。隠し味の味噌が効き、洋食だけでなく和食にも良く合う。2022年に発売された最新のご当地グルメ。

・サクユリ焼酎
伊豆諸島にのみ自生する世界最大のユリ「サクユリ」の球根と米を原料に製造している焼酎。アルコール度数が異なる3種類があるので、それぞれの好みに合わせて楽しめる。

みどころ

・宮塚山
利島のシンボルともいえる宮塚山は、標高507.5mの誰でも気軽に登れる山。「サクユリ」「ヤブツバキ」など、鮮やかな花々を観賞しながらのハイキングが楽しめる。

・利島村郷土資料館
縄文時代から現代に至るまでの民具、銅鏡などの出土品が展示されており、利島の歴史や過去の生活様式を伝える資料館。利島の主要産業である椿油の抽出方法も学べる。

・スキューバダイビング、ドルフィンスイム
利島周辺の海にはサメやカンパチなどの大型回遊魚が多く、時にはウミガメにも出会える。また、野生のミナミハンドウイルカが生息しており、イルカと泳ぐ体験もできる。

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