基本情報
島名:間崎島(まさきじま)
都道府県:三重県
市区町村:志摩市
指定地域名:志摩諸島
面積:0.36 ㎢
周囲:7.4㎞
標高:22m
人口:56人(2020年度・国勢調査)
ここは宝島!?真珠養殖で栄華を極めた「宝石の島」
英虞(あご)湾のほぼ中央に位置する島で、同じ英虞湾に浮かぶ賢島から定期船でおよそ15分。一年を通してあたたかく、穏やかな日差しがめいっぱい降り注ぎます。
間崎島はかつて真珠養殖で「宝石の島」とも称された“真珠のふるさと”として栄華を極め、1950年代にはラジオ・テレビ・電話の普及率で全国一位に輝きました。また、伊勢税務署管内の長者番付トップ10を島民で独占したという逸話も。集落には当時の好況を感じさせる立派な住宅が立ち並び、島の歴史を垣間見ることができます。
島の南北方向に広がる500mもの複雑なリアス式海岸をはじめ、手つかずの自然が豊かであることが特徴。集落の町並みと真珠イカダが織りなすノスタルジックな雰囲気が漂います。
グルメ情報
・アオサ
三重県は、アオサノリの生産量全国1位。間崎島の周辺にも生息しており、味噌汁や天ぷら、佃煮にしていただく。
・伊勢エビ
間崎島に面する和具湾は、日本有数の伊勢エビの産地。お造りでも、ボイルでも、焼き物でも。プリプリ食感と、溢れる甘みを楽しめる。
・マナマコ
コリコリと歯ごたえの良い身と、豊かな潮の香りが特徴。内臓を塩辛にした「このわた」は、酒飲みにたまらない珍味。
みどころ
・間崎島ビーチ
まるで南の島のように透明度が高く、シュノーケリングが人気。リアス式海岸の湾内のため、波は少なく初心者でも安心。
・天真名井神社(あまのまないじんじゃ)
漁港の目の前にある、明治40年建立の神社。スサノオノミコト、応神天皇などを祀り、6月14日の天皇祭、9月15日の中祭、12月1日の大祭が行なわれる。
・ヒノキ林の休憩所
ヒノキ林の中にあるベンチ。ヒノキの香りに包まれながら、アジサイや水仙の花を楽しむことができる。