柱島(はしらじま)

No.119 柱島

基本情報

島名:柱島(はしらじま)
都道府県:山口県
市区町村:岩国市
指定地域名:柱島群島
面積:3.12 ㎢
周囲:8.5 ㎞
標高:283 m
人口:93人(2020年度・国勢調査)

多数の神々を祀る柱島群島の中心的島

 山口県岩国市から南東約26kmの瀬戸内海上に位置する柱島。3つの有人島と9つの無人島からなる柱島群島の中心的な島で、柱島群島のなかでは最も人口数が多い島です。

島の東側、集落の外れにある賀茂神社には、神武天皇をはじめとする88柱もの神々が祀られています。神々のことを社殿の柱になぞらえて「柱」と数えることが、柱島との島名の由来になったといわれています。

島の産業はミカン栽培などの農業と漁業が中心。豊かな漁場に恵まれており、釣り人も多く訪れる島です。

柱島への行き方

柱島へは高速船で渡航可能です。岩国市にある岩国新港桟橋から1日3便出航しており、土日や年末年始、お盆の時期には4便になります(2024年3月現在の情報)。内1便は柱島直行便ですが、ほかの便は黒島と端島を経由します。所要時間は約1時間、運賃は1,860円(小人は930円)。岩国新港桟橋までは、JR「岩国」駅もしくはJR「和木」駅からバスが出ており、新港バス停から徒歩2〜3分。

みどころ

・赤禰武人の墓
幕末の志士・赤禰武人(あかねたけと)は倒幕急進派から幕府側のスパイ容疑をかけられ、故郷である柱島で斬首された。現在は西栄寺に墓がある。

・戦艦陸奥英霊之墓
戦時中に柱島沖で沈没した戦艦「陸奥」の犠牲者を弔うために、島民によって建立された墓。島南端の洲鼻にある。

・続島
柱島の南方300mに位置する無人島。古くから墓石の採掘場として知られ、戦艦「陸奥」の犠牲者を荼毘に付した場所でもある。

・金蔵山
標高262mの柱島最高峰の島。太平洋戦争時には海軍の見張所が置かれていた。40分ほどで登頂でき、展望台からの絶景を眺められる。

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与島のバス停

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