基本情報
島名:大崎下島(おおさきしもじま)
都道府県:広島県
市区町村:呉市
面積:17.37 ㎢
周囲:26 ㎞
標高:449 m
人口:1,748人(2020年度・国勢調査)
江戸時代にタイムスリップ!レトロな町並みが残る島
安芸灘とびしま海道において西から4番目の島である大崎下島。竹原港からフェリーや高速船が運航しており、呉市側からは各島を結ぶ橋を渡って陸路でもアクセス可能です。温暖な瀬戸内の気候を活かした柑橘類の栽培が盛んで、中でも「大長みかん」は大崎下島で生まれたブランドみかんとして知られています。また、国産レモン発祥の地としても有名です。
島の東側、御手洗地区は江戸時代から近代まで商港として栄え、1994年には重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。現在もかつての面影を残すレトロな町並みが残っています。
グルメ情報
・大長レモンスカッシュ
レモンをまるごと一個ぜいたくに使用。天然の酸味と強炭酸で、サイクリングの疲れも吹き飛びそう。
・あなごめし
近海で獲れた新鮮なあなごをパリッと焼いて、甘辛だれと一緒にいただく。たれが絡んだ白米が進む、名物めし。
・広島牛のステーキ
穏やかな気候と豊かな自然に囲まれてストレスなく育った広島牛をステーキに。適度な脂とコクのある赤身を味わえる。
みどころ
・御手洗(みたらい)地区
江戸後期〜昭和初期にかけて形成された集落が多く残るエリア。まるでタイムスリップしたような感覚に。
・千砂子波止(ちさごはと)
かつて広島藩(芸州藩)が築き、中国無双とも称えられた石積みの防波堤。灯台の役割を担う「高灯籠」も残る。
・乙女座
昭和12年建設の劇場。一時、選果場などとして使われていたが、現在はかつての趣ある姿に復元されている。