渡名喜島(となきじま)

No.395 渡名喜島

基本情報

島名:渡名喜島(となきじま)
都道府県:沖縄県
市区町村:渡名喜村
指定地域名:沖縄県 島尻郡渡名喜村
面積:3.87 ㎢
周囲:16.1 ㎞
標高:179 m
人口:346人(2020年度・国勢調査)
来島者数:2,824人(2019年度)

観光客が少なく、昔の沖縄が残る癒しの島

那覇市から北西に約58㎞。那覇泊港からフェリーで約2時間、ヘリタクシーでは那覇空港から約20分。赤瓦、白砂、フクギ並木という沖縄の原風景が残る数少ない地域で、コンビニや商業施設はありません。ウミガメが一年中見られ、冬にはクジラの海遊、そして陸には大きなヤシガニがいます。

平成12年には文化財として重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。二つの山が合わさって造られた島のため、北部と南部で地形がまったく異なるのが特徴。他では見られない地層やダイナミックな風景を楽しめます。陽が沈むと集落の道にはフットライトが点灯し、昼とはまた違った幻想的な空間が現れます。

グルメ情報

・もちきび
島の名産。白米に混ぜて炊くと、特有の風味とモチモチ食感を楽しめる。ちんすこう、きびだんごなどにアレンジして愛されている。

・シャコ貝
島で採れたシャコ貝は、島ウニと合わせて塩辛にするのが渡名喜流。コリコリした食感と後引く塩気で箸が止まらなくなる。

・島にんじん
醤油と雑魚、シイタケなどと漬け込むと、歯ごたえが良くお酒にも白米にもぴったり。葉は刻んでクッキーにも使われ、風味が程よいアクセントになっている。

みどころ

・里遺跡
集落の北に位置する、島内随一の拝所。14世紀から15世紀のグスク時代の遺跡とされ、磁器や小銭、炭化米など様々なものが出土している。

・集落
島の家屋は、いずれも周辺に植えられているフクギより低い位置に設計されており、掘り下げ屋敷として、島独自の防災対策になっている。

・あがり浜
島の東側に位置する、島の代表的なビーチ。遠浅で透明度が高い。集落から最も近く、シャワー室もあるので海水浴におすすめ。

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