野々島(ののしま)

No.13野々島

基本情報

島名:野々島(ののしま)
都道府県:宮城県

市区町村:塩竈市
指定地域名:浦戸諸島
面積:0.56 ㎢
周囲:8.5 ㎞
標高:31.2 m
人口:66人(2020年度・国勢調査)
来島者数:18,300人(2017年度)

謎に包まれた洞穴と豊かな花々を楽しめる島

約260の島々から構成される松島の中のひとつ。仙台駅からは電車とフェリーを乗り継いで1時間ほどでたどり着けます。特徴は、島のあちこちで「ボラ」と呼ばれる謎の洞穴が見られること。作られた時期や目的が未だ解明されておらず、多くの謎に包まれています。

春には、ウミネコが集団繁殖する柏木島の見える漁港や、椿の花がトンネル状の道を作る「椿のトンネル」、伝統野菜「仙台白菜」の花である菜の花畑などが見頃を迎えます。また、夏にはラベンダーが咲き誇る様子を楽しめるなど、季節の変化に合わせて豊かな島の自然を味わうことができます。

宿泊研修施設「ブルーセンター」内には「浦戸カフェ 菜の花」があり、お茶やコーヒーを飲みながら休憩することができます。島内に食堂などは無いので、乗り継ぎ点である「マリンゲート塩竈」で軽食を買って、野々島の自然を感じながら食事をするのがおすすめです。

グルメ情報

・仙台白菜
松島の伝統野菜。震災などの影響により栽培量が減っていたが、復興の糧として県内の高校生たちが野々島で種を蒔き、栽培している。

・お豆腐揚げかまぼこ「むう」
マリンゲート塩釜にある「松島蒲鉾本舗」で購入できるかまぼこ。お豆腐揚げならではの「むう」とした食感を楽しむことができる。

・牡蠣の佃煮
牡蠣漁が盛んな、浦戸諸島の大きく整った牡蠣を使った牡蠣の佃煮。つやつやした見た目でしっかりとした味付けの佃煮はお酒のつまみにもぴったり。

みどころ

・洞穴群(ボラ)
島のあちこちで見られる謎の洞穴。防空壕や倉庫に使用されていたという説もあるが、実際の目的や作られた時期は解明されておらず、謎に包まれている。

・椿のトンネル
春に咲く赤いヤブツバキが道をトンネル状に覆い、その下をくぐり抜けることができる。風情を感じるこのトンネルは、浦戸の名物。

・熊野神社
ブルーセンターの裏山にある赤い鳥居の神社。日本神話の大巳貴命という神が祀られており、その奥にはキリシタン仏が置かれている。

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