仁右衛門島(にえもんじま)

No.32 仁右衛門島

基本情報

島名:仁右衛門島(にえもんじま)
都道府県:千葉県
市区町村:鴨川市
指定地域名:南房総
面積: 0.02 ㎢
周囲: 4 ㎞
標高:24 m
人口:1人(2020年度・国勢調査)

一人の島主が自然を守る源頼朝伝説をもつ小さな島

南房総の海に浮かぶ約0.02kmの小さな小さな島。島に住むのは島の所有者である平野仁右衛門氏ただひとり。世襲で受け継がれるその名前から、この島は仁右衛門島と呼ばれているそうです。2023年現在、38代目の島主が島の自然を守り続けています。ゆっくり散策しても30~40分ほどで1周できてしまう小さな島ですが、源頼朝や日蓮の伝承をもつことや、古くから有名な歌人が島の美しい自然を歌の題材にしていたことから、千葉県指定名勝地に選定されています。その理由から、島内には源頼朝が隠れていたという穴や、松尾芭蕉などの歌碑などが点在しています。

島に向かうために乗るのは、珍しい手漕ぎの船。渡船場は、JR太海駅から徒歩12分ほどのところにあります。数々の伝説に触れながら、ゆったりと流れる時間を堪能してみてください。

グルメ情報

・かつお節
太海ではかつお節が名産。仁右衛門島へ向かう途中には老舗のかつお節店「松葉屋」があり伝統的な手法で削り節が作られている。

・磯ラーメン
太海駅近くの「まるよ食堂」で食べられる。しょうゆベースのスープにたっぷりのワカメとサザエが乗った磯風味を味わえる昔ながらのラーメン。

・地魚御膳
太海にある「磯膳よしえい」では南房総産の美味しい海鮮が味わえる。なかでも房総で水揚げされた地魚を使った料理を日替わりで楽しめる地魚御膳がおすすめ。

みどころ

・頼朝の隠れ穴
石橋山の戦いで逃げてきた源頼朝が隠れていたという伝説が残る隠れ穴が当時のまま残されている。

・平野仁右衛門邸
島の所有主である平野仁右衛門氏の家も一部公開されていて、タイミングがあうと案内してもらえる。奥庭には樹齢600年になるソテツの木がある。

・奇岩
島のまわりには「とんび岩」や「亀岩」「屏風岩」「馬蹄石」など様々な形をした岩を見つけることができる。

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