津島(つしま)

No.189 津島

基本情報

島名:津島(つしま)
都道府県:愛媛県
市区町村:今治市
指定地域名:越智諸島
面積:1.49 ㎢
周囲:6.5 ㎞
標高:176 m
人口:7人(2020年・国勢調査)

穏やかな島時間が流れる「瀬戸内の楽園」

瀬戸内海のほぼ中央、来島海峡の北東入り口付近に浮かぶ島。大島の吉海港から旅客船で約10分の海上4㎞に位置し、来島海峡内に点在する島々の中では一番大きい島です。元亀・天正年間には河野水軍の武将・田房隼人正の城が築かれ、城主滅亡後は大島や大三島からの入植で、北東の湾内に集落が作られました。

瀬戸内の海上交通の要衝として、古くから海運業で繁栄。戦前には機帆船による北九州産の石炭輸送が盛んで、最盛期には人口700人を越えました。しかし昭和30年代になり帆船の時代が終わると、海運業は衰退し急激に人口が減少。現在ではほんのわずかな人が、瀬戸内の楽園として穏やかに暮らしを営んでいます。島民には真宗の信仰があり、殺生を嫌ったことから漁業は行わず農業と海運業で発展。昭和40年代までは、ニホンカワウソが生息していたといわれています。

グルメ情報

・津島いちじく
現存する木はわずか7〜8本で、「幻のいちじく」として重宝される。独特の甘みがあることからブランド化され、高値で取引されたことも。

・柑橘類
サンサンと降り注ぐ日差しと、瀬戸内の爽やかな風を受け、艶やかに育まれる。甘みと酸味のバランスが素晴らしく、ジュースにしても美味。

・ビワ
温暖な気候と潮風に恵まれて、味のしっかりしたビワが栽培される。肉厚な果肉にかぶりつくと、ジュワッと果汁が溢れ出る。

みどころ

・津島大山積神社
かつて村上彦右衛門が一族らと共に三島から移住し、山林荒地を開拓して祠を建てて奉祀した。毎年10月11日が例祭。

・津島小学校跡地
昭和38年に閉校。最盛期には100人の生徒が通い、閉校時にも60人の児童が在籍していた。87年の歴史を閉じ、今は広場になっている。

・津島潮流信号所
昭和39年に、島の西側に設置された灯台。瀬戸内海を航行する船舶の安全を見守っている。

津島の記事はこちら

この記事は現在準備中です。
この記事は現在準備中です。
与島のバス停

関連記事

  1. 鵜瀬島サムネイル

    鵜瀬島(うせじま)

  2. 高見島サムネイル

    高見島(たかみじま)

  3. 九島サムネイル

    九島(くしま)

  4. 頭島サムネイル

    頭島(かしらじま)

  5. No.88 百島

    百島(ももしま)

  6. 弓削島サムネイル

    弓削島(ゆげじま)

クラウドファンディング挑戦中
インタビュー記事バナー
Instagrambanner
プレスリリースバナー
導入事例記事バナー