坂手島(さかてじま)

No.46 坂手島

基本情報

島名:坂手島(さかてじま)
都道府県:三重県
市区町村:鳥羽市
指定地域名:志摩諸島
面積:0.51㎢
周囲:3.8㎞
標高:112m
人口:243人(2020年度・国勢調査)
来島者数:4,722人(2020年度)

江戸川乱歩ゆかりの地で知られる有人離島

鳥羽市街の対岸に浮かぶ島で、鳥羽港からおよそ600m。定期船でおよそ10分と、気軽に足を運べる島です。平地がほとんどなく島全体がひとつの小山のようで、民家があるのは南側のわずかな平地と斜面のみ。およそ2時間で島の名所を巡れるため、島旅初心者にもおススメです。

ミステリー小説作家・江戸川乱歩が住んでいたことから、江戸川乱歩ゆかりの地としても有名。今はなき居住地跡や、乱歩の妻の生家など、知る人ぞ知る名所が残っています。

島の周りの海は透明度が高く、地上から泳いでいる魚を肉眼で見られるほど。釣りスポットとしても穴場で、釣りツアーも人気を集めています。本土に近いため、鳥羽市街の見晴らしも楽しめる、鳥羽湾の絶景アイランドです。

グルメ情報

・坂手布(さかてめ)
坂手で獲れるワカメのこと。一度乾燥させたワカメを水で戻し、味噌や醤油で和えて再び乾燥させた「味付けワカメ」が郷土料理。

・鯛
伊勢湾・坂手島の鯛は、昔から特に高値で取引される。春の鯛は産卵を前にエサをたくさん食べ、脂のり抜群。夏までが旬。

・ひじき
春と秋の年2回、ひじき漁が解禁。5cmほどの若い芽立ちを干した米ひじきは、量が少なく珍重される。ひじきご飯や煮物に適している。

みどころ

・アヤメ池
毎年5月中旬から6月中旬にかけて、鳥羽市の天然記念物であるカキツバタ(アヤメ科)が満開になる湿地。島民たちが保護活動を続けている。

・若宮神社
船着場から歩いて6分ほどの距離にある神社。明治41年に島内にあった10ほどの社が合祀され、若宮神社と称されるようになった。

・姫の浜
2000年前に、神託により伊勢神宮内宮の鎮座を定めたとされる皇女・倭姫命が上陸したと伝わる浜。散策にもおススメ。

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