朴島(ほおじま)

No.15 朴島

基本情報

島名:朴島(ほおじま)
都道府県:宮城県

市区町村:塩竈市
指定地域名:浦戸諸島
面積:0.34 ㎢
周囲:2.2 ㎞
標高:23 m
人口:10人(2020年度・国勢調査)
来島者数:4,500人(2017年度)

数々の伝説を持つ、浦戸諸島最小の有人離島

松島湾に浮かぶ4島5地区から構成される浦戸諸島の中で、全周2.2kmと最も小さい有人島です。塩竈港から出ている浦戸諸島行きのフェリーで54分ほど。朴島という名前の由来には、鳳凰が住んでいたからという説や、江戸時代に多くの宝物が隠されていた「宝島」に由来するという説など様々な伝説があります。春には、松島白菜の栽培のために植えられた菜の花が一面に広がる菜の花畑が一望できるスポットも。漁業が盛んで、養殖用の種牡蠣の生産地としても知られています。島内には食堂やカフェなどが無いため、食べ物は塩竈港で購入するか、桂島など他の島と一緒に観光するのがおすすめです。

グルメ情報

・カキフライ定食
塩竈港にある「マリンゲート塩釜」で食べられる定食。松島名物の大きく肉厚な牡蠣を使用したカキフライを味わえる。

・牡蠣の佃煮
朴島は種牡蠣の生産をしている、日本でも数少ない牡蠣の養殖地。瓶詰めなどでも販売しており気軽に購入できるため、浦戸諸島を訪れた際には是非買っておきたい。

・松島白菜
松島の中で、野々島と朴島の2島で生産されている伝統野菜の松島白菜。カレーなどに入れて長く楽しまれている。

みどころ

・菜の花畑
地理的な条件で純粋なものを育てやすいという理由で栽培されている松島白菜の菜の花。春になると一面美しい黄色で染められた畑を見られる。

・タブの木の原生林
菜の花畑の側には、この地では珍しい大きなタブの木の原生林が立っている。古くから樹霊信仰の対象とされているタブの木からは、どこか神秘的な雰囲気が漂っている。

・弘安十年銘供養碑
島の共同墓地のあたりにある古い石碑。鎌倉時代に建てられたもので、朴島の文化財として大切にされている。

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