ある日、「はなれじま広報部」編集長・ハテシマサツキから一通のメールが届いた。
島の祭典『アイランダー2025』に行く予定あります?
あ、あいらんだー? なんですかそれは!?
調べてみると、全国の島々が集結する、とんでもなく楽しそうなイベントだということが判明。
これは……行くしかないでしょう!
というわけで今回は、はなれじま広報部ライター・佐藤安未加(さとうあみか)が単独潜入!
アイランダー初参加の私が、食べて・遊んで・癒やされたレポートをたっぷりお届けします。
33回目の歴史! 離島が大・大・大集結!
2025年11月22日(土)・23日(日)の2日間、東京・池袋サンシャインシティで開催された「アイランダー2025」。日本全国の島々が一堂に集結し、島の魅力をまるっと知ることができるこのイベントは、今年でなんと33回目の開催!
まさに「島の万博」とも呼べる一大イベントです。
会場に到着してまず目に飛び込んできたのは…人、人、人!そして島、島、島!

うわ〜、熱気がすごい! ここだけ人口密度と気温が高くないですか?
小学生くらいの子どもから、制服姿の高校生、ご家族連れやシニアの方々まで。
みんな笑顔で島のパンフレットや特産品を手にしています。
170以上の島が集まる空間に、私の島センサーも反応しまくりです。いざ、出陣!
【見る・知る】はじめましての島に出会う
アイランダーの会場では、各ブースで島の方との交流も楽しめるほか、移住・観光相談、特産品の購入など、目的に合わせて楽しむ方法がたくさんあります。まずは、気になった島のブースを見てみることにしました!
癒やしのアート空間(犬島)
まず訪れたのは、岡山県・犬島(いぬじま)のブース。
アートの島として知られる犬島らしく、ブース全体が素朴ながらも温かい雰囲気。

ちなみに、ブースに飾られている葉は、島から持ってきたのだそう!
都会の真ん中なのに、ここだけ時間がゆっくり流れている気がして…癒やされる〜
リアルタイムで島とつながる!(島野浦島)
続いては宮崎県・島野浦島(しまのうらしま)。
ここではなんと、現地と会場をライブ配信でつなぐプログラムを実施していました。

画面の向こうには、広い空! 青い海!
島民の方が楽しそうにリポートする様子に会場のお客さんも釘付けです。
南国バイブス全開(沖永良部島)
最後に訪れたのは、鹿児島県・沖永良部島(和泊町、知名町)のブース。
色とりどりの法被を着たみなさんがお出迎え!

一気に南国!テンション上がる〜!
ブースには、沖永良部自生の桑「シマ桑」を使った青汁やお土産がずらり。
シマ桑は、生命力が強い植物で健康成分が豊富なんだそう。
三味線の音色をBGMに買い物をしていると、ここが東京であることを完全に忘れてしまいます。
【味わう】胃袋が足りない! 魅惑の「島グルメ」
歩き回っていたらお腹が空いてきました。
お待ちかねの「島グルメ」エリアへ突撃です!
まず目を奪われたのは、このビジュアル。

「4種の島の水産物を一度に味わえる贅沢海鮮漬け丼」!
トビウオ・ぶり・まぐろ・スルメイカがご飯の上にどんっと陣取ります。
口いっぱいに海の恵みが広がり、美味しさのあまり一気に食べ進めてしまうような一品です。
4種の海鮮を味わえるなんて、豪華~
そして、甘いものは別腹ですよね?
デザートには「八丈島あしたばジェラート」をチョイス。

「あしたば(明日葉)」は、八丈島を原産とするセリ科の植物。独特のほろ苦さが特徴で、栄養価が高いんだそうです。
ジェラートの見た目は、一見すると抹茶アイスのよう。
食べてみると、ジェラートの濃厚さと、あしたばの爽やかな香りが絶妙なバランスで共存!
さっぱりした味わいが癖になる!

メニューは、ご飯ものから手軽に食べられる揚げ物やデザートまで、全部で17種類。
優柔不断には辛い選択…! 胃袋が3つくらい欲しい。
【触れる・体験する】島の方言テスト&金塊チャレンジ!?
アイランダーの魅力は、食べるだけじゃありません。多種多様な体験ブースも大盛りあがり。今回は、全15個ある体験ブースから、3つを厳選してお届けします!
本格試験!「粟島方言検定」
新潟県・粟島(あわしま)の方言の検定試験!
1級〜3級まであり、入学試験さながらのマークシート形式。

島民の苗字の問題や、郷土料理名、方言の聞き取り問題など、検定に取り組みながら、粟島に触れることができちゃいます!
60点の合格ラインを目指して、どんどん回答していき…

結果は、57点!
くぅ〜〜! あと1問で合格におよばず!
野生に触れる(奄美大島)
今年初企画の「奄美市立奄美博物館」の展示(鹿児島県・奄美大島)も印象的でした!
なんと、特別天然記念物・アマミノクロウサギの剥製を実際に「触る」ことができるんです。

フサフサの毛並み!体長は約40〜50cmくらい?
奄美の自然や地形についての展示も行われ、東京にいながら島の歴史を深く知ることができます。

一攫千金!?(佐渡島)
さらに行列ができていたのが、新潟県・佐渡島の「金塊チャレンジ」。
制限時間以内に、箱の中にある金塊を引っ張り出せたら成功!
成功者には、金塊型の箱ティッシュがプレゼントされます。
私もチャレンジしてみました!

ぬおぉぉ…重っ!
重さはなんと7.5kg!
金塊を持ちあげることはできたものの、取り出し口の壁が高くてあえなく断念。
悔しい〜!
【めぐる】スタンプラリーで島旅気分
会場全体を使った「島めぐりスタンプラリー」にも参加しました。
6ヶ所の島ブースを巡ってスタンプを集めます。

スタンプのデザインは、イラストレーターのうつみりんか氏によるオリジナルデザイン。
カラフルで可愛い!
ポン、と押すたびに「次はどこの島に行こう?」とワクワクします。

無事にコンプリートして、景品交換所へ!
今年のノベルティは、沖縄出身のイラストレーター・池城由紀乃さんがデザインされた、特製トートバッグまたは、日本離島センターが発行する、約1,750島が掲載された地図「Shima-zu(シマーズ)」の2つ。どちらか好きな方を選ぶことができました。

私は、トートバッグをゲット!
か、かわいい! これを持って次の島旅に行くしかない!
【聞く】主催者に直撃!「アイランダー」に込められた想い
最後に、日本離島センター広報担当の石川さんにインタビュー。
33回も続くこのイベント、どんな想いが込められているのでしょうか?
「まずは特産品を通じて島を知ってもらい、実際に足を運んで『関係人口』になってもらいたいんです。最終的には移住も目標ですが、まずは島を知って応援してくれるファンを増やしたいですね」(石川さん)

ご自身も生き物好きが高じて島に関わるようになったという石川さん。
「例えば、長崎県・対馬島(つしまじま)での、野生動物の保護に配慮して減農薬で栽培されている『対馬のヤマネコ米』の取り組みように、保全と経済が両立する活動を応援したい」という言葉に、島への愛を感じました。
島の熱気を浴びてきた!
食べて、頭をひねって、体験して。
気づけば帰る頃には、手に入れたトートバッグがお土産でパンパン。
あ〜、楽しかった! 今週末だけで日本一周した気分!
「アイランダー」は、まだ見ぬお気に入りの島に出会える、最高の入り口でした。
今回出会った島の皆さん、本当にありがとうございました!
次は、島でお会いしましょう〜!
取材・執筆:佐藤安未加
企画・編集:ハテシマサツキ






