基本情報
島名:上蒲刈島(かみかまがりじま)
都道府県:広島県
市区町村:呉市
面積:18.79 ㎢
周囲:27.9 ㎞
標高:457 m
人口:1,423人(2020年度・国勢調査)
まろやかな藻塩が名産!いにしえからの製塩の島
「安芸灘とびしま海道」において西から2番目に位置する上蒲刈島。本土からは島々を繋ぐ橋でつながっており、島の西側(広島県側)には蒲刈大橋が、東側(愛媛県側)には豊島大橋が架かっています。
島内からは古代の製塩施設跡が見つかっており、古くから塩づくりが盛んだったことで知られています。島で作られる藻塩は海藻の旨みが凝縮されたまろやかな味わいで、いまでも島の特産品です。古代の製塩施設を復元した歴史館では塩作りの歴史が学べるほか、藻塩作り体験も可能です。
グルメ情報
・藻塩ジェラート
蒲刈産の藻塩と瀬戸内産レモンをかけあわせてジェラートに。酸味とほのかな塩味が口いっぱいに広がる爽やかな味わい。
・藻塩麺
蒲刈産の藻塩を練り込んだ自家製麺。うどんのような細麺で、ほのかな塩味でのどごしよく食べられる。
・あぶくま黒カレー
黒ごまとカレー粉を炒め、長時間煮込んだカレーソースが絶品。護衛艦あぶくまの海上自衛隊カレーとして有名。
みどころ
・県民の浜 蒲刈
日本の渚百選に選ばれた美しいビーチ。天体観測ができるドームがあり、海水浴はもちろん、宿泊やマリンスポーツ、温泉も楽しめる。
・県民の浜近くの河津桜
県民の浜からすぐ近くの桜の名所。濃いピンク色がかわいらしい早咲きの桜で、毎年2〜3月に満開を迎える。
・出会いの館
休憩所や土産物屋、食堂などを備えた複合施設。遊歩道が整備されており、海辺まで散歩を楽しむこともできる。