生野島(いくのしま)

No.99 生野島

基本情報

島名:生野島(いくのしま)
都道府県:広島県
市区町村:豊田郡大崎上島町
指定地域名:上大崎群島
面積:2.25 ㎢
周囲:12.5 ㎞
標高:159 m
人口:11人(2020年度・国勢調査)

上大崎群島では最古!2000年前から人が住んでいた遺跡・古墳の島

広島県竹原市から南へ約4km、大崎上島の北西約500mの瀬戸内海上に位置する生野島。陸路での上陸手段はなく、大崎上島の白水港から町営フェリーが運航されています。島の東西には2つの山があり、島全体で中心がくびれたような形状をしているのが特徴。島はほとんどが山林に覆われており、集落が点在しています。

生野島は上大崎群島のなかで最も古くから人が住んでいたと考えられており、遺跡・古墳群が多数発見されています。弥生時代に塩を作っていたことを示す土器なども発掘されたことから、貴重な歴史的史料としての価値も高いとされます。

生野島へ渡航するフェリー

生野島へは町営フェリー「さざなみ」で渡航する。「さざなみ」は白水港から出港し、生野島を経由して契島まで行き、再び生野島を経由して白水港まで帰還する。なお、便によっては契島まで行かず、白水港と生野島の往復だけの便もある。

フェリーは1日7往復で、特に日中の時間帯は本数が少ないので事前に運航時間の確認が必須。フェリーは生野島の南側入り江にある福浦港で発着し、桟橋には待合所やトイレがある。自動販売機を含め飲食物を購入できる場所はないため、事前に大崎上島などで購入しておくとよい。

みどころ

・福浦古墳
大崎上島町の指定文化財とされている円墳。古墳内の箱式石棺からは人骨も発掘されている。

・椎実(しいのみ)観音堂
文化3年創建。現在の本堂は昭和46年に再建されたもので、馬頭観音石像が安置されている。

・契島の工場群
生野島のすぐ西には軍艦島として有名な契島がある。契島は関係者以外立ち入れないが、生野島から見渡すことが可能。

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