「無人島」という響きに、ロマンを感じる人も多いのではないでしょうか。世界有数の島の数を持つ日本には、無人島も数多くあります。島に特化した情報発信を行う「はなれじま広報部」が、日本の無人島の数や日本最大の無人島について解説します。
日本の無人島の数
日本の無人島の数についての公式の統計はありませんが、日本の島の数(14,125島)から有人島の数(417島)を引いた13,708島が無人島の数と推測されます。(2025年時点)
日本の島の数については、2023年に国土地理院がこれまでの2倍以上だったと発表し、大きな話題を呼びました。島の数が大幅に増えた理由についてはこちらの記事で詳しく取り上げています。
無人島の定義
国勢調査で人口が確認できなかったり、住民基本台帳に人口登録がされていない島が「無人島」と呼ばれます。
しかし、有人島・無人島の区分は実は難しいのです。なぜなら、本土や付近の島から働く時だけ人が来る島、漁の時期だけ人が住む島、島の公的施設や神社仏閣にだけ職員や神職が交代で滞在する島、などがあるから。このように、住民登録はされていなくても時期や時間帯によっては人が滞在している島もあります。
日本最大の無人島は?
約13,000ある日本の無人島のうち、最大の島は北海道の「渡島大島(おしまおおしま)」です。北海道南部の松前町にあり、面積は約9.73㎢。これは世界最小の国・バチカン市国の約20倍、東京ドーム約213個分の大きさです。
渡島大島は対馬暖流の影響を受けるため比較的暖かく、ミズナギドリの繁殖地の北限になっています。無人島の大きさランキングでは、2位は兄島(東京)、3位は大黒上島(広島)です。
無人島を買える!?意外と身近な無人島
日本には無人島販売を手掛ける会社もあります。価格は本土からの距離や島の既存インフラなどによって、数千万から数億円までさまざま。他にも、無人島でキャンプや釣りを楽しむ人のための送迎サービスなどを手掛ける会社もあり、無人島を楽しむ機会は意外と身近にあると言えます。
有人島を無人島にしないために
島には豊かな自然や独自の文化が数多く残っており、その多様性を維持することは、日本の多様性を維持することとイコールです。しかし一度無人島となってしまうと、生活インフラや航路が維持できなくなるため、再び人が住むことは困難になります。
はなれじま広報部では、人口10人以下の人が少ない島や無人島化した島を調査しました。人口1人の島や、一度は無人島になったものの再び人が住み始めた稀有な島など。こちらのリンクからぜひお読みください。
有人島を無人島にしないために。はなれじま広報部では島に興味を持つ人を増やすため、インタビューや特集で離島の魅力やそこで活躍する人々を詳しく取材しています。島に関する情報を発信していきますので、ぜひご注目ください。





