「島」の旧字体は「㠀」?「嶋」?「嶌」?

「しま」を表す漢字で一般的なのは「島」。ただ、人名や地名には「嶋」や「嶌」が使われることもありますし、「㠀」も「しま」と読みます。この中で「島」の旧字体は一体どれなのでしょうか?そして、それぞれ意味は異なるのでしょうか?画数や使われるシーンと併せて、島に特化した情報発信を行う「はなれじま広報部」が解説します。

「島」の旧字体は何?

「島(しま)」の旧字体は、「㠀」です。一方、山を左や上に移した「嶋」や「嶌」は異体字です。

旧字体・異体字って?
旧字体とは、戦後に漢字が簡略化される以前に使われていた複雑な漢字のことです。例として、「國(国・くに)」や「學(学・がく)」などが挙げられます。
異体字とは、意味や読み方は同じでも形が異なる漢字のことです。例として、「斉」と「斎」、「竜」と「龍」などが挙げられます。

旧字体も異体字も意味は変わらないため、「㠀」も「嶋」も「嶌」も、漢字が表す意味は「島」と同じです。ちなみにそれぞれの画数は「島」が10画、「㠀」・「嶋」・「嶌」は14画です。

「島」の意味や迷いやすい「離島」との使い分けについてはこちらの記事で解説しているので、気になる方はのぞいてみてください。

「島」の旧字体が使えるシーンは?

「島」の旧字体である「㠀」は古文書などで見かけることがありますが、現在ではほぼ使われていません。法令や公式文書、新聞、雑誌、放送などで日常的に使われる漢字を定めた常用漢字表には、「島」は収録されていますが「㠀」は収録されていません。

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