日本には世界6位の広大な海域があります。それを支えるのは、国境離島と呼ばれる島々。この記事では島に特化した情報発信を行う、われわれ「はなれじま広報部」が国境離島の意味や数、その中でも人が住んでいる島についてご紹介します。
国境離島とは何か
国境離島とは、国境を決める根拠になる島のことです。より正確には、日本の領土の外縁に位置し、領海や排他的経済水域(EEZ)の範囲を決める根拠になる島です。
日本の国土面積は約38万㎢なのに対して、領海とEEZを合わせた管轄海域は約12倍の約447万㎢で、これは世界6位の広さです。
領海とEEZは、基準となる海岸線からそれぞれ12海里(約22km)、200海里(約370kn)の内側を指します。日本の管轄海域が国土に比べて大幅に広いのは、国境離島が広範囲に点在しているからと言えます。
国境離島の数
現在、国が保全・管理を行っている国境離島は有人島・無人島合わせて473島あります。
例として、日本最東端の南鳥島(東京)や、九州と朝鮮半島の間に浮かぶ対馬(長崎)、宇宙センターのある種子島(鹿児島)などが挙げられます。
人が住む国境離島の一覧

473島ある国境離島のうち、148島が国の指定する「有人国境離島地域」に属しています。
さらにこの内の71島は、本土から距離が遠く人口が著しく減少している「特定有人国境離島地域」として指定され、地域を維持するために国が様々な支援を行っています。
これらの国境離島は人が住むことで漁業や海洋調査、領海の警備の重要な拠点として機能しており、一度無人化すると再び拠点として活用することが難しくなるためです。
例えば、北海道の北西に浮かぶ利尻島・礼文島(北海道)や日本最大の島・佐渡島(新潟)、鹿児島から沖縄の間に8つの島々が点在する奄美群島(鹿児島)などが「特定有人国境離島地域」に指定されています。
国の支援の例としては、フェリーや飛行機代の補助、ガソリン価格の補助金、観光事業の促進、創業支援の補助金などが挙げられます。
こちらの記事ではフェリーや飛行機代の補助について、こちらの記事では創業支援の補助金について取り上げています。
海域の維持に欠かせない存在の国境離島
国境離島は領海やEEZの維持に欠かせない存在ですが、本土からの距離ゆえに人口の減少が著しい地域でもあります。そして、一度無人化すると領海の警備や漁業の拠点が失われてしまいます。それを防ぐため、政府は国を挙げて国境離島の活性化を進めています。
はなれじま広報部では、島図鑑で有人国境離島を含む日本の有人島417島全てを紹介しています。島のみどころやグルメ情報もありますので、島のリアルな姿を詳しく知りたい方はぜひのぞいてみてください。






