はなれじま広報部について

日本の離島における広報・ECの事例やノウハウを紹介していく、WEBメディア「はなれじま広報部」。私たちは本メディア運営を通して、日本のこれからを見据えます。

島のこれからは、日本のこれから。

日本における大部分の地域では、産業の担い手不足や少子高齢化、都市部への人口流出などの社会問題に直面しています。特にそうした傾向は島しょ部で顕著であり、島の未来は日本の未来だと言っても過言ではありません。しかし、だからこそ、離島には無限の可能性を感じています。

日本には400以上もの有人離島がありますが、「はなれじま広報部」では、それぞれの離島における関係人口を増やすことを目標としています。そして、離島の広報に関する情報発信を通し、そこに根付く文化や産業、暮らしを持続・発展させるきっかけを作っていく所存です。

メディア立ち上げのきっかけ

私たちが本メディアを立ち上げることとなったきっかけは、ある離島のみかん農家さんから発された「今年でおしまいだ」という一言でした。

みかんのおいしさとは裏腹に、この農家さんを待ち受ける未来は甘いものではなかったのです。後継者がいないことや販路の縮小に伴い、このまま栽培を続けるのは難しいという判断でした。みかんを手にして寂しそうに笑うその横顔を見て、私たちは「なんとかしなければ」という思いに駆られたのを今でも覚えています。

具体的な活動内容やコンセプトの決定は慎重に行われました。私たちの強みやスキルを活かして、離島に対してどのような貢献ができるのか。何度も話し合いを重ねました。

そして、最終的に「つなぐ」という役割を果たすことでこそ、私たちの強みが活きると意見が一致。人と情報、人と人をつなぐため、はなれじま広報部はひとつのWEBメディアとしてできることを真剣に考えてまいります。

島のみかん畑

「はなれじま広報部」取材方針

私たちは、離島自体のPRを目的としたメディアではありません。
PRやECに関するヒントを発信することで、離島にいる方々が自ら広報活動に取り組むサイクルを作りたいと考えています。

良い資源を持っているだけでは産業を存続させていくことができない時代だからこそ、私たちは離島そのもののPRをするのではなく、PRの手法やECサイトでの販売戦略をひとつの道具として発信することにしました。

おもしろさや直感を大切に、リスペクトを欠かさない、掲載料をいただかない

・おもしろさや直感を大切に
AIを使って要点を捉えた簡潔な文章を書くことができる今だからこそ、私たちが取材や制作を通して感じたおもしろさやひらめき、言語化できない感覚すらも大切にしたいと考えています。

・リスペクトを欠かさない
取材としてお話を伺う時はもちろん、データに向き合う時も。常に離島にかかわる人・モノ・文化に対してリスペクトを持ち続けます。

・掲載料をいただかない
伝えるべき情報を忖度せず発信するため、「はなれじま広報部」では取材の依頼を行う際に取材料や掲載料をいただくことはございません。