基本情報
島名:馬島(うましま)
都道府県:福岡県
市区町村:北九州市小倉北区
指定地域名:筑前諸島
面積:0.26 ㎢
周囲:5.4 ㎞
標高:34 m
人口:28人(令和2年・国勢調査)
来島者数:2,700人(年代不明)
自然とひとつになれる…ちっちゃなレク・リゾートアイランド
北九州市の北2.6㎞の響灘にあり、筑前諸島の最東端に位置する島。小倉港から市営渡船が運行しており、約20分で到着します。福岡県内の有人島の中では一番小さく、人口もごくわずかで、飲食店や宿泊施設もなし。釣りや磯遊びなど、自然いっぱいの風景の中でのんびりとした時間を過ごすことができます。
貝やクジラの化石、縄文時代の土器などが発掘されているため、歴史好きにもおススメ。半農半漁の島で、島周辺の磯を中心に刺網漁が行われている他、わけぎ、シソなどの農産物も本土へ出荷しています。
グルメ情報
・わけぎ
潮風にも負けない逞しいわけぎは、香り深く高級品とされている。ネギのような辛みがなく、香りもマイルド。ツンとくる刺激臭がないため、「ぬた」や「酢味噌和え」におススメ。
・あかもく
健康食品としても注目される海産物。4月半ばから5月にかけて、栄養とネバネバ成分がたっぷり詰まった胞子をつける。お好み焼きのつなぎ、卵焼き、天ぷら、味噌汁に入れても絶品!
・春わかめ
3月~4月に収穫される天然わかめ。肉厚で濃厚で、一般のわかめとは歯ごたえも喉越しも別格。荒磯に直に生えている天然ものを、ひとつひとつ収穫する。
みどころ
・大山祇神社
島の中央部の小高い丘の上にひっそりと鎮座し、毎年9月下旬にはお祭りが行われる。拝殿の左には狛犬の代わりに、太平洋戦争時に投下されたものらしき砲弾が置かれている。
・金崎島
かつて馬島の東側に位置していた、別の島。現在は砂が溜まって陸続きになっている。少し盛り上がった地形で、登ると北九州市の工業地帯を一望できる。
・猫
「猫の島」としても、密かな人気。島民よりも多い数の野良猫を、地域ぐるみで管理している。