基本情報
島名:浮島(うかしま)
都道府県:山口県
市区町村:大島郡周防大島町
指定地域名:周防大島諸島
面積:2.27 ㎢
周囲:6.8 ㎞
標高:167 m
人口:180人(2020年度・国勢調査)
来島者数:人(2016年度)
絶品の浮島産いりこが名物!瀬戸内国立公園指定の風光明媚な島
屋代島(周防大島)の北約5kmの瀬戸内海上に浮かぶ浮島。古くから屋代島とともに交通の要衝として栄えてきました。島の大部分は瀬戸内海国立公園に指定されており、美しい海の景色が楽しめる風光明媚な島です。豊かな海に恵まれている浮島は、釣りやダイビングスポットとしても人気があります。
島の主要産業はみかんを主とした農業と漁業。漁業ではイワシ網漁が特に盛んで、島内で天日干しなどの加工をされて「いりこ」として出荷されています。絶品と名高い浮島産いりこは、同島の特産品となっています。
グルメ情報
・浮島産いりこ
浮島近海で獲れたカタクチイワシは肉厚で臭みが少ない。新鮮なまま加工したいりこは絶品で、いりこ出汁のラーメンは周防大島の名物。
・貝と魚尽くしの旅館夕食
新鮮な魚料理を堪能できる浮島の旅館夕食。中でも旅館スタッフがその日採った新鮮な貝は絶品で、珍しい種類のものばかり。
みどころ
・頭島(かしらじま)
浮島の北にある無人島。浮島とは頭島大橋で繋がっている。島内にはみかん畑や白砂が美しいビーチが広がっている。
・えびす舞
室町時代から浮島に伝わる祝い唄。島の小学生が伝承活動をおこなっており、大漁旗で作った衣装や振り付けが見事。
・江ノ浦明神
島の南部にある神社。別名は磐尾神社。島の開拓時に大ネズミを退治するために建てたとされる社が残されている。
・樽見観音
島の北部に安置されている。もともと周防大島に安置されていたが、尼僧が浮島に持ち込んだところその霊験により浮島の疫病がおさまったとされている。