基本情報
島名:手島(てしま)
都道府県:香川県
市区町村:丸亀市
指定地域名:塩飽諸島
面積:3.41 ㎢
周囲:7.1 ㎞
標高:217m
人口:22人(2020年度・国勢調査)
幻の唐辛子とひわまりの栽培がさかんな色鮮やかな島
香川県の北に浮かぶ塩飽諸島4番目の大きさの手島。一度は絶滅しかけた幻の唐辛子「香川本鷹」の復活栽培に取り組んでいます。初夏の香川本鷹の白い花、真夏から秋のひまわりや、真っ赤に色づいた香川本鷹の実が風物詩です。
手島には400年以上前から伝わる「塩飽手島 金之丞(きんのじょう)踊り」があります。運動会や夏祭りに欠かせない踊りでしたが、コロナ禍で毎年恒例の夏祭りが中止になり、踊り手がたった1人になってしまった過去も。2024年に継承ワークショップが開催され、着実に若手へと継承されています。
グルメ情報
・香川本鷹
国内で栽培される伝統的な唐辛子の中では最も辛い品種。上品な香りは、料理の格をぐっと上げ、和食だけでなくイタリアンにもぴったり。
・ブラックベリー
甘酸っぱく、プチプチとした食感が美味しい。ジャムやソースにしていただく。
・骨付鳥
骨付きの鶏もも肉をニンニクが効いたスパイスで味付け。皮はカリッと、中は肉汁あふれるジューシーな一品。
みどころ
・西浦海岸
島の西側に位置する、海水浴や地引網体験が楽しめるアクティビティ豊富なスポット。
・八幡神社
島第一の氏神様。社殿の天井には戦前に海軍の飛行機製造に従事していた人が奉納した木製プロペラが保存されていて、実際に手で回すことができる。
・手島自然教育センター
手島の自然を満喫できる、旧校舎を利用した宿泊施設。