基本情報
島名:豊島(てしま)
都道府県:香川県
市区町村:小豆郡土庄町
面積:14.5 ㎢
周囲:17.9 ㎞
標高:340 m
人口:768人(2020年度・国勢調査)
豊かな水が育むおいしい食材とアートを満喫できる島
瀬戸内海・備讃瀬戸の東部に位置する島。アクセスは香川・高松港、岡山・宇野港、小豆島からのフェリーで、高松港からは高速船で約35分ほどです。
地下水が豊富で古くから稲作や農業が行われており、米、イチゴ、みかん、レモン、オリーブなどが栽培されています。
3年に一度開催される瀬戸内国際芸術祭の舞台になっているほか、2010年に開館した豊島美術館をはじめ島内には数々のアートが点在しており、直島と並ぶ「アートの島」として多くの観光客が訪れています。
かつて産業廃棄物の不法投棄事件が大きな問題となった豊島ですが現在は処理も進み、棚田の再生プロジェクトなど環境整備の取り組みが行われており、今後の観光事業の発展が期待されています。
グルメ情報
・イチゴスイーツ
豊島名産のイチゴを使ったクレープやスムージー、かき氷など。イチゴ農家直送のとれたてイチゴが絶品。
・みかんジュース
完熟の豊島の温州みかんをそのまま生搾りしたジュース。濃厚で贅沢なみかんの味わい。そのままでも、ソーダ割りでもおいしい。
・地魚・島野菜
食に力を入れている豊島では、地元でとれた旬の魚や野菜をたっぷり使ったランチやスイーツ、イタリア料理などを楽しめるお店が多い。
みどころ
・唐櫃(からと)の棚田
瀬戸内海を望むなだらかな斜面に広がる棚田。瀬戸内海を一望できる絶景ポイント。特に秋に輝く金色の稲穂と青い海とのコントラストが素晴らしい。
・唐櫃(からと)の清水
その昔、弘法大師が地面を掘り、水が湧き出したと伝えられる霊泉。1年中水温が変わらないきれいな水で、水道水源やかんがい用水として利用されている。
・アート
森の中で無数の風鈴が揺れ動く「ささやきの森」、バスケが楽しめる「マルチバスケットボール」、円形の彫刻「空の粒子」など数々のアートが点在する。