基本情報
島名:奥武島(おうじま)
都道府県:沖縄県
市区町村:南城市
面積:0.23㎢
周囲:1.7㎞
標高:16m
人口:740人(2020年度・国勢調査)
漁業とともに生きてきた漁師の島
沖縄県の南東にある南城市から約100mの短い橋を渡れば、全周1.7kmの小さな離島、奥武島に辿り着きます。島の一周走らせても自動車で5分ほど。気軽に行ける離島として地元の人からも親しまれています。
漁業が盛んなことから「海人(ウミンチュ)の島」としても知られています。島内で獲れた魚や海藻を使った沖縄風天ぷらは絶品で、観光客だけでなく地元の人にも人気です。
毎年旧暦5月4日には、豊漁祈願のお祭りである海神祭(ハーリー)が県内でもひときわ盛大に開催されることでも有名です。島の南側には見渡す限りの太平洋が広がり、沖縄らしい海風を感じられます。
グルメ情報
・沖縄風天ぷら
衣が厚くて下味がしっかりついた天ぷら。定番は奥武島産の魚やいか、アーサ。熱々のうちに食べるのがおすすめ。
・トビイカの天日干し
梅雨明けの6月下旬、天日干しされたトビイカが漁港に並ぶ風景は一見の価値あり。噛むほどに旨みが出てくる贅沢な一品。
・もずくそば
奥武島で獲れた新鮮なもずくを練り込んだ麺が特徴の沖縄そば。お好みで生もずくをトッピングすれば、新しい食感が味わえる。
みどころ
・いまいゆ市場
新鮮な魚介類を目の前で捌いてもらい、購入できる市場。刺身をその場でどんぶりにのせて食べるのも楽しい。
・奥武海道
奥武島をぐるっと一周できる道路。大潮の干潮時には広い干潟が現れるため、車を止めて海岸を散策するのもおすすめ。
・奥武観音堂祭
5年に一度開催される島民総出の一大イベント。島の守り神である観音堂の広場に集まり、武術や芸能を披露する。