大島(おおしま・山口県)

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基本情報

島名:大島(おおしま)
都道府県:山口県
市区町村:萩市
指定地域名:萩諸島
面積:3.01 ㎢
周囲:8.5km
標高:123m
人口:585人(2020年度・国勢調査)

平家の落人伝説が色濃く残る奇岩の島

萩市の北約8kmに位置する大島は、かつて壇ノ浦の戦いに敗れた平家の落人七名が流れ着いたという「七名伝説」が残る島です。

落人の苗字とされる長岡、刀禰(とね)、池部、国光、吉光、貞光、豊田の7姓が島の大半を占めており、平家との関わりが深い場所として知られています。

ブロッコリーの栽培が盛んで、ブロッコリーの茎を使った漬物なども人気です。また、まき網漁業を主体とした漁業も行われており、県内離島でトップの漁獲高を誇ります。

断崖絶壁の海岸線には奇岩や洞窟も多く、大迫力の景観を見ることができます。

本土との間には1日4往復の定期便が運航され、萩港からの所要時間は約25分です。

グルメ情報

・ブロッコリーの漬物
大島の特産品・ブロッコリーの茎の部分を漬物にしたもの。しっかりとした歯ごたえがあり、ビタミンC・カリウム・食物繊維などの栄養素が豊富に含まれている。

・角ずし
四角い木枠に酢飯と具材を詰めて作る押し寿司。ブリのあらからとったダシをすし酢に使っている。

・いももち
蒸したいも粉ともち米を油で揚げたもの。パリッとした軽い食感と自然ないもの甘みをスナック感覚で楽しめる。

みどころ

・海岸線
北長門海岸国定公園の区域に指定されている海岸線。日本海の荒波に削られて出来た奇岩や洞窟を見ることができる。中でも、突き立った岩の上に松が生えている「松島」や、波の浸食によって造られた「海食洞」が点在する北海岸周辺は島で一番の景勝地。

・七名塚(チンチキ堂)
大島には、鎌倉時代のはじめに七名の平家の落人が流れ着き、島の礎を築いたという言い伝えが残されている。そして、五輪塔や宝篋印塔(ほうきょういんとう)が残る七名塚は、永享12年(1440年)頃の寺と墓地の跡ではないかと考えられている。夜になるとチンチキという鐘の音が聞こえるという言い伝えから、チンチキ堂とも呼ばれている。

・大島八幡宮
文正元年(1446年)に建立されたと伝えられる八幡宮。安永9年(1780年)の大火で一度は焼失したが翌年に再建され、現在に至る。主祭神として、元永27年(1420年)の銘が入った木彫りの八幡尊像が祀られている。

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