基本情報
島名:大島(おおしま)
都道府県:長崎県
市区町村:壱岐市
指定地域名:壱岐島
面積:1.17 ㎢
周囲:8 ㎞
標高:64 m
人口:93人(2020年・国勢調査)
自転車巡りもおススメ! のんびり散策アイランド
壱岐島の南西部、約4㎞に位置する有人島「渡良三島(原島・長島・大島)」のうち、もっとも大きい島。長島との間は1999年に架橋された珊瑚大橋によって、自動車や自転車で往来できます。郷ノ浦湾は強い北西風が吹いて高波が多いため、明治・大正期には対馬や朝鮮に渡る船の風待ち港として繁栄。
また対馬海峡防備の島として、太平洋戦争前には旧陸軍の大島砲台を構築したという歴史もあります。島の周辺は暖流の対馬海流と寒流の日本海流がぶつかり合うことから、絶好の漁場。
コバルトグリーンの海が広がり、観光客も少なく、まるで海外のリゾート地を訪れたかのような時間を過ごせます。風光明媚な自然と共に、鳥のさえずりに耳を傾けながら松林を抜け、磯で水遊び。贅沢な散策が似合う島です。
グルメ情報
・ブドウイカ
身は厚いが、柔らかく甘みが強いのが特徴。上品な旨味を併せ持っている。最高級のイカとされ、刺身、焼き物、煮物、一夜干し、どんな食べ方でも美味。
・ヒラゴ
ヒラマサの若魚。4月から7月が旬。身は小さいながらも脂がよくのって、とろけるような食感。地元の漁師たちはお茶漬けにしてかきこむ。
みどころ
・大島海水浴場
ふたつ並ぶダブルビーチ。まばゆい白砂と透明度抜群の海は、楽園の風景そのもの。壱岐市民もめったに行かないという穴場。ビーチには大小さまざまな貝殻が散らばり、どれもカラフル。アクセサリーにしても可愛いサクラ貝は、島のお土産にしても◎。
・大島神社
島民に愛される、緑に覆われた神社。祭神は玄界灘の海上交通を守る、宗像三女神など。大島神社の石づくり五重層塔には、享保年間の碑文が残されている。
・珊瑚大橋
全長294mの、大島と長島をつなぐ橋。海を見下ろすと、幾重もの青が織りなす芸術的な景観が広がる。