基本情報
島名:大島(おおしま)
都道府県:福岡県
市区町村:宗像市
指定地域名:筑前諸島
面積:7.22 ㎢
周囲:16.5 ㎞
標高:224 m
人口:540人(令和2年・国勢調査)
来島者数:187,800人(年代不明)
絶海に浮かぶ自然豊かな「神の島」
宗像市からフェリーで約25分、玄界灘に浮かぶ県内最大の離島。上陸不可な世界遺産・沖ノ島に最も接近できる島で、「沖ノ島を守ってきた人たちの島」ともいわれています。宗像三女神を祀る“神の島”で、古代から中国や朝鮮などの大陸と九州を結ぶ架橋として重要な役割を果たしてきました。
島の最高峰・標高224mの御嶽山の展望台や、大島観光最大の景勝地『風車展望所・砲台跡』など、絶景に心奪われるスポットも点在。釣りやシーカヤックなど海洋体験ができる施設や、海水浴場、遊歩道など観光施設も充実。レンタサイクルを借りて穏やかな風に吹かれながら、ぐるっと島時間を楽しむのもおススメです。
グルメ情報
・あかもく
大島ブランド。強い粘りとシャキシャキ感が特徴で、ポン酢をかけてそのままが定番。汁物に入れると風味が増し、うどん、そばの具にも相性抜群。
・トウヘイ鍋
トウヘイ=クロアナゴを鍋にした漁師料理。骨と昆布でスープを作り、身、内臓、脂をキャベツなどと味噌仕立てにして煮込んでいく。漁獲量が少なく下処理も困難なため、大島だけで受け継がれる味。
・大島いぶし
近海で獲れたサワラやブリを特製タレに12時間漬け込み、いぶして燻製にしたもの。魚の臭みを取り除くため、手間暇かけた独自製法で作られる。しっとり食べやすく、おやつにも、おつまみにも。
みどころ
・宗像大社沖津宮遙拝所
2017年に世界文化遺産登録された世界遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺跡群」の構成資産のひとつ。晴れた日には玄界灘に浮かぶ沖ノ島を遠望できる。
・宗像大社中津宮
宗像三女神のひとつ、湍津姫神(たぎつひめのかみ)を祀る。境内には「天の川」という川が流れおり、古くから『七夕伝説発祥の地』と言い伝えも。縁結びのご利益で有名。
・御嶽山展望台
御嶽山の山頂にある展望台。360度の大パノラマが広がり、天気のいい日は沖ノ島や地島、相島などの他、犬鳴山や英彦山などの山々を見渡せる。