基本情報
島名:大入島(おおにゅうじま)
都道府県:大分県
市区町村:佐伯市
指定地域名:豊後諸島
面積:5.65㎢
周囲:23.2 ㎞
標高:194 m
人口:712人
歴史と自然豊かな “おおいり” の島
佐伯市の市街地とは海峡を挟んですぐ目の前にある島。中央がくびれたひょうたんのような形をしており、歴史と自然が豊かです。
「おおいり島」とも読める縁起の良い名前で、リアス海岸の入り組んだ海岸線にはたくさんの魚が集まることから、佐伯湾の漁業の中核地となっています。佐伯港から複数のフェリーが出ていて、最短7分とアクセスも便利です。
グルメ情報
・大入島鱧
平成16年度からブランド化して関西などの都市部に出荷。好漁場の豊後水道でとれる鱧は脂がのっていて旨味も格別。ブリやタイ、ヒラメなども新鮮な寿司ネタとして人気。
・ちりめん天日干し
とれたてを新鮮なまま天日干しにした、ちりめんといりこは全国的にも有名。
・ポンカン
古くからかんきつ栽培が盛ん。現在はポンカン、不知火、レモンの3品種がメインで、ポンカンが最も多く栽培されている。
みどころ
・大入島食彩館
島の特産品の加工や販売を行うビジターセンター。食堂もあり、新鮮な魚介類を使った料理やクリーミーな味わいのごまだしうどんなどを味わえる。オーストラリアの姉妹都市との友好の証としてオープンしたカンガルー広場もあり、現地の木々やカンガルー像などが観光客を出迎える。
・神の井
神武天皇が東征の折に島の海岸に立ち寄り、弓を突き立てたところ清らかな水が湧きだしたとされる伝説の井戸。今でも真水が湧き出ている。
・海の細道
豊かな自然道を歩く「九州オルレ」のコースに組み込まれていて、島の小さな湾と外海を区切る堤防「海の細道」が特に人気。周囲には、海岸線を歩いたり山道を登ったりと、様々なコースも整備されている。