基本情報
島名:沖之島(おきのしま)
都道府県:香川県
市区町村:小豆郡土庄町
面積: 0.18 ㎢
周囲:2.0 ㎞
標高:34 m
人口:58人(2020年度・国勢調査)
小豆島まで100m。漁業が盛んで昔ながらの景色が美しい島
小豆島の北西端、約100mほどの場所に浮かぶ小さな島。小豆島との間には「小江の瀬戸」「乾(いぬい)の瀬戸」と呼ばれる流れの速い海峡があり、渡し舟が唯一の交通手段となっています。
島民は1人1隻船を持つほど漁業が盛んで、魚やヒトデを天日干しにしている昔ながらの風景が見られ、自然豊かな環境です。島内には学校・病院・商店などはなく、小豆島との関わりが非常に強くなっています。
2019年には瀬戸内国際芸術祭の舞台となりました。また、沖之島離島架橋の建設工事が令和4年にスタートし、2025年着工予定で進められており、今後の利便性の向上、ますますの発展が期待されています。
グルメ情報
・沖ノ島バーガー
島の特産品であるハモをすり身にしエビやタマネギを交ぜて揚げたハモカツに、キャベツとタルタルソースを合わせたご当地バーガー。食感がよくて食べやすい。
・小豆島 島鱧(しょうどしま しまはも)
沖之島を含む小豆島近海で漁獲され厳しい基準をクリアしたブランドハモ。表面が黄金に輝き、身は純白で、淡泊で臭みのないしっかりとした味があるのが特徴。
みどころ
・花畑
自然豊かな島内には花が多く植えられており、特に春の菜の花畑と桜の組み合わせが美しい。
・渡し舟
小豆島との間を結ぶ、定員11名の小さな船。時刻表に限らず人がいれば舟を出してくれる場合もある。名曲「瀬戸の花嫁」のモデルになったとされている。
・ゲタの天日干し
冬の風物詩。島の特産品であるゲタ(舌平目)を棒にさした「ゲタの天日干し」のすだれが家々の軒先や港に並ぶ。
・魚籃観音
航海安全を祈り漁港の真ん中に建てられた観音様。魚の上に観音様が立っている、珍しい姿。