納島(のうしま)

基本情報

島名:納島(のうしま)
都道府県:長崎県
指定地域名:平戸諸島(一般的には五島列島に含まれることが多いが、長崎県では平戸諸島の一部とされる。)
面積:0.65㎢
周囲:約5.2km
標高:約64m
人口:16人(参考文献:加藤庸二『原色 日本島図鑑』新星出版社(2024年))
来島者数:不明

小値賀島から船で約7分の場所にある離島の離島

2つの火山島が結合してできた島。基本的に「のうしま」と呼ばれますが、「おさめじま」とされる場合もあります。

小値賀島北部にある柳港から、1日5便運行されている町営船さいかいで渡ることができます。片道約7分間の短い船旅ですが、小値賀本島や斑島(まだらじま)、東シナ海の大海原を望む雄大な景色が楽しめます。納島港には見上げるほどの大きなアコウの群落があり、圧巻です。

近隣の島々と比較しても卓越した釣りのポイントが存在しているため、近年は釣り目的で訪れる人も増加。古民家を改装したシンプルでクリーンな印象の宿泊施設では、アジ釣りグッズ・キャンプグッズレンタルが可能です。

また、小値賀町最初のキリスト教伝来地でもあり、遺構は残っていないものの、室町時代中期には島民の大半がキリシタンだったと伝えられています。しかし、その後の迫害によって信仰は途絶えています。

グルメ情報

・アジなどの新鮮魚介

タイやブリ、ヒラスズキなどの高級魚をはじめ、アジ、カマスなどがよく釣れる。調理してくれる料理店や宿泊施設は無いので、調理する際はセルフで。

・かんころもち

五島列島の郷土菓子。かんころ(薄くスライスしたサツマイモを天日干ししたもの)を、水で戻して餅と一緒に蒸し合わせ、砂糖を加えて作られたもの。

・ピーナッツ(落花生)

この島の特産品で、長崎県内でも納島は落花生の名産地として知られる。水はけがよく、粒子の細かい火山灰土壌で育ったピーナッツは、でんぷん質が多く、甘みが強い。

みどころ

・アコウの木

港を降りてすぐの場所にある巨大アコウ樹の群落は町の天然記念物に指定されている。幹から伸びる気根や、露出した根が神々しい。

・NOUSHIMA HOUSE
納島の魅力発信基地であり、島外の方の宿泊施設としても活躍する場所。釣りやキャンプ、島歩きなど島を満喫できる体験プログラムが用意されている。

・良好な釣り場

高級魚から大衆魚まで様々な種類の魚が釣れる。石垣や岩場が多いものの、港は足場もよく初心者でも比較的釣りがしやすい。

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