基本情報
島名:中ノ島(なかのしま)
都道府県:島根県
市区町村:隠岐郡海士町
指定地域名:隠岐島
面積:33.46 ㎢
周囲:89.1 ㎞
標高:246 m
人口:2,267人(2020年度・国勢調査)
来島者数:32,200人(2016年度)
後鳥羽上皇の島流しの歴史がいまに伝わる隠岐諸島の観光島
中ノ島は島根半島から北東約60kmの日本海上に浮かぶ隠岐諸島の島。隠岐諸島の島前(隠岐諸島の西側有人島3島と周辺の無人島)に属しており、隠岐郡海士町を1島1町で形成しています。島全体が隠岐ユネスコジオパークに指定されています。
佐渡や土佐とともに古くから流罪の地とされてきた中ノ島は、後鳥羽上皇が島流しされたことでも有名です。島内には天皇を祀るための隠岐神社など、歴史的に貴重な価値のある史跡が残され、観光地として賑わいをみせています。
グルメ情報
・さざえカレー
さざえが豊富に採れる中ノ島では、さざえ入りのカレーは一般的な家庭料理。レトルトカレーとして売られているのでお土産にもおすすめ。
・こじょうゆ味噌
かつて島内に醤油蔵がなかったことから生まれた中ノ島独自の発酵食品。大豆などの食感がそのまま残り、しょうゆと味噌の中間のような味わい。
・隠岐牛
自然豊かな中ノ島で育てられた隠岐牛はさっぱりした霜降りと舌の上でとろける肉質が自慢。焼き肉やしゃぶしゃぶで旨みを味わうのがおすすめ。
みどころ
・隠岐神社
後鳥羽上皇没後700年を記念して建立された神社。後鳥羽上皇が和歌などの学問に秀でていたことから学業の神様として有名。島内有数の桜の名所でもある。
・キンニャモニャ祭り
毎年8月の第4土曜日に開催される海士町最大のイベント。キンニャモニャとは、同町に古くから伝わる民謡で、踊り手は両手にしゃもじを持って軽快に踊りを披露する。
・海中展望船
中ノ島周辺の海域を水上からも水中からも楽しめる海中展望船。澄んだ海水のなかでたくさんの魚が泳ぐ様子を船内から観察できる。ナイトクルーズもおすすめ。