基本情報
島名:長島(ながしま)
都道府県:鹿児島県
市区町村:出水郡長島町
面積:90.66 ㎢
周囲:66 ㎞
標高:402 m
人口:8,385人
東シナ海に囲まれた自然豊かな「長島大陸」
鹿児島県の最北端に位置し、黒之瀬戸大橋で本土とつながる島。島の中央には、「行人(ぎょうにん)さん」として親しまれる行人岳(394m)がそびえ、条件が良ければ山頂からは霧島や島原など、遠方まで見渡せます。
地の利を活かした特産品や観光スポットが数多くあり、その魅力の多さから「長島大陸」と称されることも。島と本土を繋ぐ黒之瀬戸大橋の影響で県内外から多くの人々が訪れ、活気にあふれています。
温州みかんの産地として名高く、日本マンダリンセンターからマンダリンをテーマに情報を発信し、果樹産業の振興と観光開発が進められています。
グルメ情報
・すぶり
ブリの刺身を30分ほど酢と昆布で漬け込んだ郷土料理。ブリの養殖が盛んになり、余ってしまったブリを酢じめにして保存したのがはじまり。
・とりんしる
長島の名産である赤土じゃがいもや鹿児島のブランド鶏「赤鶏さつま」など、鹿児島の食材をふんだんに使って作られる郷土料理。
・長島銘菓「赤巻き」
練り上げた餡をカステラで包み込み、赤色の餅でくるんだお菓子。小豆のあんこをたっぷりと使っているのが特徴。
みどころ
・うずしおパーク
海峡である黒之瀬戸を一望できる展望台。黒之瀬戸は日本三大潮流に数えられており、満潮から引き潮に変化する際に現れる渦潮が見もの。
・長島おさかな祭り
ブリの産地である長島をPRする秋の大イベントで、海の幸や芸能、漁船パレードなどが楽しめる。
・ツルの北帰行
2月中旬から3月にかけて、行人岳山頂付近で一路繁殖地のシベリアへ飛び立つツルの様子を見ることができる。