基本情報
島名:水納島(みんなじま)
都道府県:沖縄県
市区町村:宮古郡多良間村
指定地域名:宮古列島
面積:2.16㎢
周囲:7.4㎞
標高:13.2m
人口:4人
住民1世帯の忘れられた南の楽園
多良間島から北約8km離れた位置にある島。一時は250人近く生活していましたが、昭和36年の台風被害を機に多くの世帯が宮古島に移住しました。現在は和牛牧場を営む宮國さんの1世帯のみが暮らしています。
水納島に行くには、まず宮古島からフェリーか飛行機で多良間島に行く必要があります。それから宮國さんに迎えをお願いするか、マリンサービス(海上タクシー)に依頼しなければならず、アクセスは困難です。なお、水納島にはお店が一切ないため、多良間島から食材を持ち込んで自炊する必要があります。
みどころ
・浜崎ビーチ
島の西側にある白砂のビーチ。水平線に沈む美しい夕日が見られる。島民がほとんどいないため、プライベートビーチ感覚を味わえる。
・ハナレ崎
夕日を楽しむのが浜崎ビーチなら、朝日を楽しめるのはハナレ崎。島の東側の景勝地である東浜崎に位置している。
・テリハボクのトンネル
港から集落までの100mにも渡って続くテリハボクのトンネルは壮観。水納島特有の雰囲気もあり、まるで異世界へのトンネルのよう。
・水納島灯台
水納島で一番高い海抜22mの灯台。現在もちゃんと点灯し、船舶の安全に寄与している。近くにはヘリポートもある。
・水納御嶽
多良間村指定文化財。15世紀後半、水納島を統治していたミンナペーンスを祀っている神聖な場所。鳥居も作られ「水納神社」とも呼ばれている。
・野生動物
多良間島では野生化したヤギと戯れることができる。ほかにも牛、猫、ヤドカリなど、さまざまな動物を楽しむことができる。