基本情報
島名:口永良部島(くちのえらぶじま)
都道府県:鹿児島県
市区町村:熊毛郡屋久島町
指定地域名:屋久島
面積:35.81 ㎢
周囲:49.7 ㎞
標高:657 m
人口:103人
来島者数:1,900人
雄大な活火山と手つかずの自然が残る島
屋久島から西に約12キロ離れた海上に浮かぶ、火山が育む大自然が残る島。島のシンボルである新岳では、現在も火口から水蒸気が噴気しています。火山は肥沃な大地、豊かな海、温泉などさまざまな恩恵をもたらしています。
島は手つかずの大自然がそのまま残ることから、全域が「屋久島国立公園」「ユネスコエコパーク」に認定。
島を観光していると、野生のシカやヤギ、放牧されている牛、天然記念物エラブオオコウモリなどさまざまな動物たちに出会えます。周辺の海域は、海流が交じり合うことから魚の種類が多く、1年を通して海の資源が豊かです。
グルメ情報
・桑の実
島民に暮らす子どもたちのおやつになっている実。白い実よりも、赤く色づいた実の方が美味しいと言われている。
・大名竹
毎年5月から6月にかけて、短い期間しかとれない細長い形のタケノコ。灰汁が少なく、やわらかく、濃厚な味わいが特徴。
・ミナ
初夏の海の幸として人気の貝。旨みあふれるミナの貝汁には、鹿児島名産の焼酎を入れて飲むのがおすすめ。
みどころ
・国立公園
島全体が国立公園であり、エコパークになっている。絶滅危惧種のエラブオオコウモリをはじめ、多くの野生生物が生息している。
・寝待の立神(ねまちのたてがみ)
切り立った岩の洞窟を抜けるとたどり着ける、温泉が湧き出る秘境スポット。塩分を多く含み、筋肉痛や疲労の回復に効果的。
・マリンスポーツを楽しめるコバルトブルーの海
シュノーケリングやスキンダイビング、スキューバダイビングなど、様々な種類のマリンスポーツを満喫できる。