基本情報
島名:日ノ島(ひのしま)
都道府県:長崎県
市区町村:新上五島町
指定地域名:五島列島
面積:1.39 ㎢
周囲:7.1 ㎞
標高:244 m
人口:38人
来島者数:不明
遣唐使時代からの歴史が息づく“火の島”
五島列島の中心付近に位置する小さな島。歴史上重要な意味を持ち、日本遺産「国境の島 壱岐・対馬・五島〜古代からの架け橋」の構成遺産のひとつです。
標高244mの祇園山は頂上から周辺の島々を広く見渡すことができ、かつて狼煙による通信の基点だったと推測されていることから、「火の島」が転じて「日島」となったといわれています。
隣り合う島々と臨港道路や橋でつながっているのでアクセスしやすい島です。日島で漁業を営む「松園水産」が月に2回開催する朝市が人気。
グルメ情報
・海鮮丼
毎月第1、第3土曜日に開催される「獲ったどー朝市in日島」では、獲れたての刺身を500円で乗せ放題にした海鮮丼がいただける。
・一夜干し
漁師自ら丁寧に開いた魚を一夜干しに。ブリ、ヒラマサ、ヒラメ、アジ、イカなど、高級魚から大衆魚まで、旨味が凝縮された干物はどれも絶品。
・鮮魚
朝市では当日獲れた鮮魚が活きの良い状態で販売されており、希望に応じて捌いてもらえる。
みどころ
・曲石塔群
曲地区にある中世から近世にかけての古墳群。海に向かって広がる礫丘部分に70基分の石塔類があるとされる。日島の石塔群は九州最大ともいわれ、長崎県の史跡に指定されている。
・源寿院
源寿院には、新上五島町文化財指定の秘仏「十一面観音菩薩立像」が祀られている。本堂には樹齢300年とも500年ともいわれるイチョウの樹があり、町の天然記念物に指定されている。
・朝市
毎月2回、9時から11時に開催され、鮮魚や干物に加え、取れたての新鮮な魚を使った海鮮丼などを販売している。活気ある雰囲気で、見るだけでも楽しめるイベント。