基本情報
島名:日振島(ひぶりじま)
都道府県:愛媛県
市区町村:宇和島市
指定地域名:宇和海諸島
面積:3.74 ㎢
周囲:30.3 ㎞
標高:198 m
人口:246人(2020年度・国勢調査)
約1,000年前に海賊の根城となった、海と崖の景観を楽しめる島
日振島は、九州と四国をへだてる豊後水道に位置する離れ島です。平安時代には、海賊として名を馳せた藤原純友が根城を構えた地としても、知られています。日振島へは、宇和島市・宇和島港からの高速船「しおかぜ」でアクセスが可能です。
島内には、明海(あこ)・喜路(きろ)・能登(のと)の3つの集落があり、宿泊施設は、1件の旅館(明海)と3件の民宿(喜路、能登2件)があります。島の大部分が急峻な地形で、切り立った崖などの地形が多く、景観も人気です。また、渡船利用で楽しめる磯釣りポイントが多数あり、磯釣りパラダイスとしても知られています。
グルメ情報
・だてまぐろ
日振島や愛南町沖で養殖されるまぐろ。16℃から27℃と年間を通じてマグロの養殖に適した水温を保つことが可能な、日振島や愛南町沖で6年かけて育てられる。
・サツマ
冷たい味噌汁のことで、愛媛の名産でもある麦みそを使って作る。麦ごはんにかけて食べるのが、ご当地の食べ方。夏に食べるのがおすすめ。
みどころ
・日崎海水浴場
7、8月のみオープンする海水浴場で、約70人を収容できる休憩センターが整備されている。シャワー室、更衣室も完備。
・日振島沖の島
日振島の北部にあり、渡し船で約5分で渡ることができる島。県指定天然記念物のハマユウが群生している。
・城が森
朝廷に反旗を翻し、海賊として活躍した藤原純友が根城を構えたとされている場所。堀切や石塁など、戦国時代に使われた名残が見つかっている。
・みなかわの井戸
藤原純友が使ったとされる井戸。根城を構えたとされる城が森のすぐそばに位置する。