基本情報
島名:慶留間島(げるまじま)
都道府県:沖縄県
市区町村:島尻郡座間味村
指定地域名:慶良間列島
面積:1.15 ㎢
周囲:4.9 ㎞
標高:157 m
人口:64人(2020年度・国勢調査)
自然がつくったケラマブルーの中で、自然とのんびり流れる時間を楽しむ島
慶留間島は、慶良間諸島の一つで東シナ海に浮かんでいます。ダイバー憧れのケラマブルーを有しているものの、島内には整備された海水浴場はなく、海辺はまるで島民たちのプライベートビーチのようです。
慶留間島へは、まず那覇市泊港からフェリーで阿嘉島(あかじま)へ向かい、その後徒歩10分ほどでアクセスができます。宿泊施設は、ペンションゲルマが唯一のものになり、2食付きです。島内には、国の天然記念物でもあるケラマジカが生息しており、美しい海のみならず自然に溢れる島を満喫できます。
グルメ情報
・Trattoria Bar 慶留間gnonのコース料理
自家栽培の野菜や島で獲れた魚介類をメインに、コース料理を食べることができる。慶留間島に縁ある、作り手が生産する国産ワイン「ドメーヌ・ヒデ」とのマリアージュがおすすめ。
・スクガラス
アイゴの稚魚を塩漬けにしたもの。スクはアイゴの稚魚を指し、ガラスは塩辛を指す。年に一度、夏の大潮の時に島へ寄ってくるため、当日は島中の人がスクが来るのを待つ。Trattoria Bar 慶留間gnonの料理で出てくることも。
みどころ
・高良家住宅
高良家は、慶留間島の船頭主家と呼ばれる旧家。高良家住宅は、琉球王府時代末期に唐への公用船の船頭職を務めた19世紀後半に建築された。沖縄離島の民家の中では、古いものにあたり、国の重要文化財に指定。
・慶留間橋
1989年に完成した、慶留間島と外地(ふかじ)島をつなぐ橋。橋の上からは世界に名高いケラマブルーの海に面した、慶留間小中学校が見える。
・アザナムイ展望台
慶留間島南東部に位置する展望台で、慶留間橋を一望することができる。慶良間諸島の渡嘉敷島(とかしきじま)などの眺望も可能。
・海食崖
慶留間島の東海岸に位置する巨大な岩崖で、波の力で削られてできた。幾重にも重なる地層が、長い年月を思わせる。