基本情報
島名:坊勢島(ぼうぜじま)
都道府県:兵庫県
市区町村:姫路市
指定地域名:家島群島
面積:1.9 ㎢
周囲:12.3 ㎞
標高:71 m
人口:1,911人(2020年度・国勢調査)
家島群島の港町!活気溢れる漁業の島
瀬戸内海の東側、播磨灘上に浮かぶ坊勢島。島の面積は小さいものの家島群島のなかでは2番目の人口数で、兵庫県内でも有数の漁獲高を誇る漁業の島です。漁業を主産業とする離島の多くは高齢化・過疎化問題に悩まされていますが、坊勢島は若い島民も多く、賑やかな雰囲気です。
数多くの漁船が停泊する漁港の風景は壮観です。豊かな漁場に恵まれている坊勢島には、釣り客や観光客も多く訪れます。海上釣り堀や漁業見学ツアーなどのアクティビティも用意されており、漁業の町の雰囲気を味わいながら海の幸を楽しめます。
グルメ情報
・ぼうぜ鯖
近海で養殖されるブランド鯖。泳がせたまま消費地まで運ぶ技術が確立しており、島内はもちろん、近畿圏内で広くお刺身が食されている。
・しらす丼
近海で水揚げされ、島で加工されたしらすを白米に乗せて頂く。しらすの量が多く、卵黄もついて大満足の食べ応え。
・坊勢ラーメン
ガンドカレイ(干カレイ)で出汁をとった磯の香りのあっさりラーメン。トッピングはチャーシュー、もやし、ネギ、メンマなど。
・ガンドカレイ飯
家島諸島で昔から食べられている郷土料理。甘辛く煮たガンドカレイを白米に乗せて、タレをかけて頂く。あっさりした味付け。
みどころ
・弁天島
奈座港の入り口にあり、海上に突き出した岩山。坊勢島とは朱色の橋で繋がっている。弁財天がまつられており、親しみを込めて「神権(じんごん)さん」とも呼ばれている。
・恵美酒神社
奈座港付近の山頂に位置する神社で、瀬戸内海の眺望を見渡せる。その歴史は古く、毎年11月には盛大な秋祭りが開催される。
・漁業見学ツアー
島の漁協が開催。最新の船舶レーダーなどの漁船設備を身近で見たり、獲れた魚をその場で食べたりと、漁業の島でしか体験できないアクティビティが満載。