2021年に世界遺産に登録され、注目を集める奄美大島。高温多湿な南国のイメージから、「沖縄の島じゃないの?」と思っている方もいるのではないでしょうか。島に特化した情報発信を行う「はなれじま広報部」が、奄美大島の行政区分や見どころを解説します。
奄美大島は沖縄ではなく鹿児島
結論からいうと、奄美大島は鹿児島県に属します。正式な住所は「鹿児島県奄美市」および「鹿児島県大島郡」です。
沖縄と間違われやすい理由のひとつは、地理的な近さにあります。奄美大島は鹿児島市と沖縄本島のほぼ中間で、屋久島やトカラ列島といった他の鹿児島の離島よりもかなり沖縄に近い位置にあります。
また、亜熱帯の気候やマングローブ、透き通った海など、沖縄と共通するイメージの自然環境を持つため、これも混同の原因になっています。
歴史的には、15世紀から16世紀にかけて奄美大島を含む奄美群島は琉球王国の支配を受けていました。その後、薩摩藩が琉球を征討したため奄美大島は薩摩藩の領土となり、明治時代以降は鹿児島県の一部となりました。
奄美大島の見どころ
奄美大島は「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」として2021年に世界自然遺産に登録されており、手つかずの自然が最大の魅力です。

金作原原生林(きんさくばるげんせいりん)は、シダ植物が生い茂る亜熱帯の原生林で、奄美大島を代表する景勝地のひとつです。ガイドとともに歩くエコツアーが人気で、アマミノクロウサギやルリカケス、ケナガネズミなど貴重な野生動物に出会えることもあります。
ほかに、島唄や八月踊り、大島紬など奄美大島独自の伝統文化が引き継がれており、こうした文化的な体験も人気があります。
鹿児島でありながら沖縄にも近い独自のポジション
行政上は鹿児島県でありながら、地理的にも歴史的にも沖縄と距離の近さを感じるのが奄美大島の面白さです。
はなれじま広報部では、島々の祭典「アイランダー」で奄美大島のブースを訪れた体験レポートや、奄美大島などの離島で導入されている薬剤師のマッチングサービスの取材記事などを公開しています。
奄美大島についてもっと知ってみたいと思った方はぜひ、他の記事ものぞいてみてくださいね。





