2025年8月1日。暑い夏の夜のこと。田上が学生の頃からつながりのある、認定NPO法人トゥギャザーの別府さんに誘っていただき、淡路島へと踊りに行くことに。島で踊るって字面がもう楽しい!
果たしてエンジニアが踊ると、どんな化学反応が起こるのか!?見ものです。
取材・執筆:ハテシマサツキ
阿波踊りをしに、淡路島へ

阿波踊りといえば、徳島。徳島といえば阿波踊り。「なんで淡路島(兵庫県)で阿波踊りやねん!」と思われた方も、落ち着いてください。
淡路島はかつて徳島藩に属していたことから、阿波踊りの文化も伝播したとされているんです。それに、「踊る阿呆に見る阿呆」。どこでも、どんなバックグラウンドを持った人も踊ることで仲良くなれるはず!
2025年度の「淡路島まつり おどり大会」は8月1日(金)〜8月2日(土)にわたって開催され、はなれじま広報部は1日目の8月1日にお邪魔しました。
踊りは「飲み」からはじまる

午後6時。周囲がまだ明るい頃から、会場となる商店街「コモード56」の集会所には、続々と参加者が集まります。

おや?
まだまだ踊り始める前ですが、こちらでは、なにやら乾杯をしていますね。
なんと、淡路島の阿波踊りでは、踊る前にお酒や食事を囲む「ふるまい」が行われるんだとか。
「踊れるくらいの余力で食べ飲み放題です(笑)」とビールやオードブルをいただきました。

同じ部屋のかたわらでは、マスキングテープを使って自作のうちわを作る集団が。

ちゃっかり、田上も自作うちわを作成していました。
「五六」はコモード56にちなんで。

ちなみに、自分の名前をうちわにしている人は他に誰もいません。
ライブのうちわみたいだもんな。
舞うエンジニア
午後6時半過ぎ、商店街を数々の連が通過していきます。

どの連もなめらかな動きで、個性的かつ楽しそうに踊っています。
相当練習されたんだろうな…と伝わります。
出番が近づく中、田上はというと…

この表情。「すまいる」が消え、先行する連の踊りに圧倒されています。
午後7時30分、ついに出番が。

私たちの「コモード連」が、動き出します。
商店街関係者や島外から招かれた人が数十メートルにもわたる長い列をなし、アーケードを闊歩する様子は圧巻です。

かけ声が響き渡り、老若男女問わず踊りに踊る。
淡路島の夜は、さらに熱く盛り上がっていきます。
群衆の中、田上を探します。
どこだ…どこにいる…

あれは…!田上うちわ!!


楽しそうに踊っています。
息子の晴れ舞台を見守る親の気持ちが、ちょっとだけ分かりました。

連の数々は、商店街とメイン通りを抜けていきます。
淡路島まつりでは、一般参加者も「にわか連」として当日踊ることもできるので、お越しの際はぜひ。
エンジニアへの影響はいかに。

阿波踊り終了後、おにぎりを食べる田上に、一応聞きます。
田上さん、踊ったことでエンジニアの仕事に良い影響はありそうですか?
関係ないですね。あと、ご飯は踊った後に食べるに限ります。
とのこと。それでも、普段こんなに大勢で踊る機会がないので、とても楽しかったそう。帰り道までずっとニコニコでした。
島で舞う企画、ゆるく続けられるといいな。
取材・執筆:ハテシマサツキ






