こんにちは!はなれじま広報部のりこです。
今回は「食レポ検証」という企画をしてみます。
というのも…
以前坊勢島での取材の様子をABCテレビさんに密着していただいたのですが、そこで待ち構えていたのは、初めての「食レポ」。
あまり上手に美味しさを伝えられなかったのが心残りだったので、食レポを通して「誰でも気を付ければ食レポっぽくなる」コツを探ることに。今回は、はなれじま広報部のメンバー、ハテシマサツキ・たがみ・りこの3人でわいわい検証を行いました!
坊勢島での食レポで言葉でず…
2024年6月12日(火) 16:45~ABCテレビさんの「newsおかえり」にて、私たち「はなれじま広報部」の活動を取り上げていただきました。
放送されたのは「坊勢島」での取材の様子。
坊勢島ではブランド魚「ぼうぜ鯖」の料理を食べさせていただいたのですが、食レポがあると聞いていなかった私たちは、ぶっつけ本番でカメラの前で食レポに挑戦することに(7:20ごろ〜)。
当然、やり方もコツもわからず「おいしい」「すごい」としか言えず。
放送を見ても、食レポになったとたん語彙力がほぼゼロに(笑)
食レポがすらすら出てくるタレントさんの実力を再認識しました。
脱・食レポ素人を目指して検証開始!
そんな悔しい夜を越えたはなれじま広報部一行。
食レポのプロにはなれなくても、もうちょっとマシにしたい…そんな思いで食レポ上達のコツを探ります!
今回は「淡路島たまねぎ丸ごとたまねぎスープ」を実際に味わいながら、3人で食レポ検証を行いました。商品紹介は本記事の最後に。
検証の概要は3ステップで進行します。
①実力での食レポ
②10分間の検索タイム
③知識を得たうえで再度食レポ
①→③でどれくらい食レポの質が向上するのか、という付け焼き刃の検証です。
食レポ間近で焦っている方は結果から読んでください!!
検索フェーズでは、google・Chat GPT・知恵袋の3手に分かれて情報収集を行いました。
特に食レポに悩む同志のために、どのツールを使うべきかヒントを得てもらえると嬉しいです。
まずは実力で食レポ
初めは実力把握ということで、たまねぎスープを半分食べながら食レポをしました。
3人とも
「味がさっぱりしていておいしい」
「トロトロした食感」
「たまねぎの甘さが味付けに消されてなくていい」
などいまいちパンチに欠ける感想ばかりで終わってしまいました…頑張ったんですけどね。
ただ、検証で食レポをすると事前に伝えられていたおかげか、少し気持ちの準備ができて取材時よりは食レポっぽくなっていました。心の準備も大事かもしれませんね。
10分間の情報収集!
実力での食レポを終え、情報収集タイムへ。
3人で手分けして、それぞれgoogle検索・Chat GPT・知恵袋で情報収集してみました。それぞれの情報収集手順は以下の通り。
①Google検索(ハテシマサツキ)
検索の定番、もはや使わない日などないGoogle先生です。情報量が多すぎてどうやって必要な情報を手に入れるか、センスが問われるところ。
「食レポ 極意」「食レポ ワード集」などの文言で検索して、すぐに使える情報を集めていきます。そのまま使える表現例はかなり使えますね。なお、私が③としてYahoo!知恵袋での情報収集を担当しているので、今回「①Google検索」では知恵袋を見ないようにしています。
➁Chat GPT(たがみ)
幅広い業界や、個人にも浸透しつつある生成AIの代表格です。チャット形式で必要な情報を即座に収集できます。
「これから食レポを行うので、話す内容を挙げてください」のように指示(プロンプト)を出すと、食レポとして話すべき内容が出力されました。
③Yahoo!知恵袋(りこ)
質問や相談をしたり、自身が持つ知識、知恵を生かして回答したりできるQ&Aサービス。正直、Yahoo!知恵袋での情報収集はかなり苦戦しました。他の情報ツールと比較すると一番情報量が少ない上、「食レポ コツ」と検索しても具体的なコツは出てこず…。
内容としては、グルメリポーターの食レポを見た際の感想が多かったです。それも、レポーターに対して「おいしい」以外にも話して!という感想が目立ちました。これを辿って、必要な要素を判断していきます。
知識を入れて、もう1度食レポタイム
まだこの時点で3人は収集情報を共有していないので、自分が調べた媒体からの知識しかありません。それぞれ異なる知識でもう一度食レポを。
①Google検索(ハテシマサツキ)
10分間でかき集めた面白い表現や例を使って食レポ!
「たまねぎを切る時に、すっ!という音が聞こえてきそうなくらい柔らかい!」
「この商品いくつ星ですか?ミシュラン取ってないんですか!?」
「カレーにこんなに合うたまねぎはない!」
味の感想よりも、インパクトの強さでおいしさを伝えました。
➁ChatGPT(たがみ)
話すべき内容が分かったので、様々な視点から食レポ!
「トマトスープの色は鮮やかな朱色!」
「レンジ1分半で淡路島のたまねぎを食べれるのはとてもよい!」
「たまねぎを噛むと小籠包のように旨みが出てくる!」
味の感想だけでなく、見た目やわかりやすい例え、商品としての良さも交えることができていました。
③Yahoo!知恵袋(りこ)
評判の悪い食レポを避け、「おいしい〜」だけは絶対に言わないように食レポ!
「コンソメ味よりもたまねぎの甘みが勝つ!」
「噛まずとも口の中で溶けるたまねぎ」
「さっぱりしているので何個でも食べてちゃう!」
味の感想を踏まえたうえで、どのような気持ちになるかまで考えてみました。
ただし、参考例が見つからなかったので他の二人と比較すると分が悪いですね…。
検証結果はいかに・・・
3人とも、10分間知識を入れることで、「少しだけ」上達したと思います!
人生初めての食レポは言葉が出ず「おいしい」「すごい」というコメントがメインでしたが、食のおいしさを伝える表現は豊富になりました。
これからも高頻度で食レポをする機会があるわけではありませんが、語彙力や表現力を学ぶ良い機会になりました。
【結論】食レポではどんなことに気を付ければ良いのか
3人で調べた内容や、互いの食レポを聞いて感じたことをまとめてみました。ぜひ10分後に食レポを控えている方はここだけお読みください!
【食べる前】
・開口一番「おいしい」とは言わないこと
・料理を口にする前に見た目に言及すること
・見た目の描写は例えを使うとGood(例:真珠のように丸い)
・料理のメリットを伝えるのも良い(例:レンジで簡単調理)
【実食】
・食べる量は少なめにしてすぐ話せるように
・オノマトペをうまく活用すべし(例:サクサクとした歯ざわり)
・ここでも例えを活用(例:小籠包のように旨みがあふれる!)
・トリッキーな表現は料理の良さが伝わりづらいので注意(例:ミシュラン取ってないんですか!?)
まずは見た目や香り、食感、味を第三者に伝えることが重要です。そもそも、まず食レポの目的は、目の前にある商品のおいしさを言葉や表現だけで他の人に伝えて興味を持ってもらうこと。見ている人に、食べてもいないのに味がわかる!と思わせることを念頭に置くと良いでしょう。
単に味を表現するものだと思っていましたが、これはある種の「コミュニケーション」だということに気がつきました。とても奥深いですね。
今回実食した商品のご紹介
食レポのお供として使用した商品は「淡路島たまねぎ丸ごと たまねぎスープ」です!
兵庫県・淡路島の「今井ファーム」さんを取材した当時、開発中だった本商品。取材記事もアップしておりますので、ぜひこちらからご覧ください。
ちなみに、今回の検証では3種類(コンソメ・トマト・カレー)の商品を実食しています。袋を開け、ごろっと出てくるのは迫力満点の丸ごと玉ねぎ。電子レンジで温めていただきます!
すべての味に共通していたのは、玉ねぎの甘みをすごく感じることができたこと!
ほろほろとやわらかすぎる玉ねぎは、口の中で噛まずとも飲み込めそうなくらいでした。
カレー味はライスやパンと良く合いそう!
まとめ
素人なりに食レポを頑張ってみる、という今回の企画。学べる部分はかなりあったと思います。スープはすべて最後の一滴までおいしくいただきました!
はなれじま広報部では、広報(PR)やECサイトという観点で、離島における事例やノウハウを発信してまいります。また、運営会社のアトリア合同会社では、PRやECサイト構築・運営に関するご相談をいつでも受け付けています。ぜひお気軽にお声がけください!
以上、広報担当「りこ」でした。
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