基本情報
島名:与路島(よろじま/よろしま)
都道府県:鹿児島県
市区町村:大島郡瀬戸内町
指定地域名:奄美群島
面積:9.35㎢
周囲:18.4㎞
標高:297m
人口:54人
エメラルドの海と原始の森が織りなす楽園
鹿児島県の離島で最も大きな島、奄美大島の南にある島。エメラルドグリーンの海が魅力で、透明度が高いことから、サンゴ礁や熱帯魚が多くみられます。はるか昔、ヨーロッパ人がその素晴らしさから「サンタ・マリア島」と名付けたと伝えられるほど、美しい景観です(当時から、素晴らしい光景を表現する際、「サンタ・マリア」という表現を用いる場合があった)。
人口は少なく、島内には静かな時間が流れています。また、スローフードの先駆とも言える郷土料理や、古来より受け継がれてきた祭りや工芸など、自然と歴史の神秘を体感できるのが魅力です。
みどころ
・砲台
第二次世界大戦時の中継基地だったため、町内各地に軍事施設が整備されていた。与路集落から車で10分のところに砲台がある。
・ハミヤ島
「よゐこの無人島生活」でも使われたハミヤ島は、砂の丘が特徴の神秘的な無人島。砲台近辺から観察することができる。
・タカバルビーチ
集落から山を一つ越えた島の反対側にあるビーチ。人がほとんどこないので、プライベートビーチ感覚が味わえる。
・ヘリポート
自衛隊が緊急患者搬送用に作ったヘリポート。ここから夜空の星空観測ができる。
・サンゴの石垣
集落内には国土交通省『島の宝100選』にも選ばれた「涼を呼ぶサンゴの石垣」がある。集落内散策は徒歩がおすすめ。
・サガリバナ
一夜で散る幻の花「サガリバナ」は梅雨明け頃から与路島の各所で咲き始める。朝早く起きて夜明け前に見に行く必要がある。