基本情報
島名:屋形島(やかたじま)
都道府県:大分県
市区町村:佐伯市
指定地域名:豊後諸島
面積:1.06 ㎢
周囲:3.0 ㎞
標高:199 m
人口:18人(令和2年度・国勢調査)
砂浜には七色の貝殻が!貝養殖の盛んな島
大分県の南東にある蒲江湾など3つの湾をふさぐように位置する小さな島。周囲は岩礁と美しい砂浜に囲まれ、全域が日豊海岸国定公園に指定されています。また、約7㎞南にある深島にかけてサンゴ群落が広がっています。
島の主な産業は緋扇貝や真珠母貝の養殖で、ダイビングなどのレジャーも盛んです。蒲江港からの定期船で約10分でアクセスでき、島にはゲストハウスがありますが食事の提供はありませんので、食品などの持ち込みが必要です。
グルメ情報
・緋扇貝
島で養殖されているホタテに似た貝。赤やだいだい、黄色、紫などの鮮やかな色の貝殻が特徴で、身は肉厚で甘みがあり、酒蒸しがおすすめ。美しい貝殻を使った工芸品や装飾品も特産品として知られる。
・豊富な魚介類
潜水漁業が盛んで、アワビやトコブシなどがとれるほか、一本釣り漁でタイやアジ、かご網漁でタコなど豊富な魚介類が水揚げされる。
みどころ
・七色の浜
島で養殖されている緋扇貝の貝殻が白い砂浜一面に散らばり、まさに七色の浜となっている。磯遊びも楽しめるが、シャワーなどの設備はない。
・ダイビング
海中公園に指定された島の東岸から南の深島にかけての海底には美しいサンゴ礁が広がっていて、ダイビングやシュノーケリングが楽しめる。
・伊勢神楽
10月に行われる伊勢神社の祭典で、島民による神楽が奉納される。