基本情報
島名:宇久島(うくじま)
都道府県:長崎県
市区町村:佐世保市
指定地域名:平戸諸島
面積:24.94 ㎢
周囲:37.7 ㎞
標高:259 m
人口:1,879人(2020年度・国勢調査)
来島者数:106,074人(2020年度)
歴史の一場面に登場した、ウミガメが訪れる自然に寄り添う島
宇久島は、五島列島の最北端に位置しており、佐世保港や博多港からフェリーで訪れることができます。宇久島では、青く美しい海にウミガメが産卵する白い砂浜のほか、樹齢数百年の巨木など、豊かな自然がたくさん。
一方で、壇ノ浦の戦いの後、平家盛が逃亡後に移り住んだ場所とも言われており、歴史的にも名高いスポットが並びます。宿泊は、ホテルや民宿、ゲストハウス、キャンピングカーとさまざまなニーズに対応ができます。コンビニはなく飲食店も少ないため、都会のような便利さはありませんが、民泊で島の生活に触れるなど、ゆっくりとした時間を楽しむ観光や滞在がおすすめの島です。
グルメ情報
・宇久島鯛めし
長崎県が全国漁獲量1位のレンコダイ(キダイ)を使った鯛めし。宇久島近海が良い漁場であり、傷みやすいレンコダイを新鮮なまま味わうことができる。
・宇久島風土記
お土産にもおすすめなオレンジケーキ。ほろ苦いオレンジピールと甘めの生地の組み合わせが絶品。
・かんころ餅
さつまいもの切り干しと餅を混ぜ込んだ、五島列島のソウルフード。トースターやフライパンで焼くことで、さらにおいしく食べられる。
みどころ
・八幡神社
島内最古の神社で、平家盛に由来する椀が安置されている。5〜6月には、ホタルの鑑賞も可能で、年間を通して流鏑馬や例祭といった行事も行われている。
・アコウの巨樹
五島列島最大規模のアコウで、推定数百年の樹齢を持つ。現在も成長しており、最大幹回りは16mもある。パワースポットとして、人気の佐世保市天然記念物。
・ヒゴタイの里
絶滅危惧種に指定されているヒゴタイを見ることができる。見ごろは、7~8月初旬頃で、イガグリのような見た目の青紫色の花が咲き誇る。