基本情報
島名:通詞島(つうじしま)
都道府県:熊本県
市区町村:天草市
面積:0.6 ㎢
周囲:3.9 ㎞
標高:45 m
人口:495人(2020年度・国勢調査)
イルカと暮らす風光明媚な恵みの島
熊本県天草市にある全周3.9kmの小さな離島、通詞島。熊本県最大の島である天草下島の北側にあり、通詞大橋を通って車でアクセスできます。島の周りには穏やかな海が広がり、「素潜り漁」が盛んに行われてきました。沖合には約200頭の野生のミナミハンドウイルカが生息し、その多くが群れで行動しています。
季節を問わず野生のイルカに出会える絶好のイルカウォッチングスポットです。そびえ立つ風力発電の白い風車も通詞島のシンボルの一つ。島内には天日製塩所があり、豊かな海から汲み上げた海水を太陽と風の力でまろやかな塩に仕上げています。
グルメ情報
・生うに丼
うにを炊き込んだご飯に、近海で獲れた新鮮なうにをのせて食べる。濃厚なうにの味わいをとことん感じられる贅沢な一品。
・天日塩
近海から汲み上げた海水を天日干しして作る塩。夏は3〜4日、冬は20日かけて丁寧に仕上げる。結晶が大きくまろやかな甘味が特徴。
・ウツボ
なかなかお目にかかれない食用ウツボ。通詞島では古くからお祝い事で食べられてきたという。出会えるかどうかは水揚げ次第。
みどころ
・通詞大橋
1975年に開通した通詞島の玄関口。橋のたもとには漁港があり、船が出入りする。ドライブにも散策にもぴったり。
・イルカウォッチング
船に乗って沖合に繰り出せば、約200頭ものミナミハンドウイルカに出会える。イルカが船と並んで泳ぐ姿は一見の価値あり。
・白い風車
通詞島を象徴するシンボル。海風を受けて巨大な風車が回る姿は壮大。環境問題に想い馳せてほしいという願いが込められている。