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福江島の福江港から定期便で約35分の場所にある、小さな火山島です。最も近い赤島の港までは、1日2便の定期便を使い約7分で到着できます。黄島には宿泊施設もあるため、泊りがけでゆっくり散策することも可能です。

黄島の大きな特徴は、なんといっても火山の溶岩と砕屑岩で構成されていることです。こうした背景から、火山関連の観光スポットが多い特徴があります。また黄島は、住民よりも猫が多い島としても知られています。特に多いのは黒猫です。

かつての黄島には、捕鯨基地として福江港よりも栄えていた時代がありました。当時は1200人もの島民が暮らしていたようです。現在は約30人ほどの人口になりましたが、島内には先人が築いた石積みの堤防や石垣などがさまざまなところに残さへています。

・日替わりランチ
延命院というお寺併設の民宿で提供される定食ランチ。おかずは日替わりで盛りだくさん。前日までに予約が必要。

・黄島溶岩トンネル
長崎県の天然記念物指定の溶岩トンネル。一番奥の祭壇では、毎年2月頃に観音祭が行われている。

・弁竜山延命院
元禄2年に創建された五島八十八ケ所札所巡りの第15番札所。島行事の中核を担っており、民宿も運営されている。

・黄島灯台
島の最高峰である番岳の頂上にある高さ約13mの灯台。映画「喜びも悲しみも幾年月」のロケ地。現在は無人。