基本情報
島名:小手島(おてしま)
都道府県:香川県
市区町村:丸亀市
指定地域名:塩飽諸島
面積:0.53 ㎢
周囲:3.7 ㎞
標高:95 m
人口:38人(2020年度・国勢調査)
ユニークなアートがいっぱい、塩飽諸島で最小の島
丸亀港からフェリーで1時間20分、旅客船で45分で到着する、塩飽諸島の中で一番小さな有人島です。古くから、イカナゴ漁や蛸壺漁が盛んで、シラスやワタリガニ漁も有名です。
島のいたるところに島の方の手作りアート作品が設置されており、その多くは漁船や浮きブイなどの廃棄物を活用したものです。釣り人からも人気がある島で、クロダイや真鯛が狙えます。島には宿泊施設や商店はありません。自動販売機もないので、準備して訪れるようにしましょう。
グルメ情報
・イカナゴ料理
稚魚はチリメンジャコに似た味で、釜揚げにしてポン酢で食べられている。20センチほどの大きいサイズのイカナゴは巻き寿司や刺身で食べると美味しい。
・タコ
小手島では5月上旬にたこつぼ漁が解禁される。瀬戸内海で育ったタコは旨味があって絶品。
みどころ
・漁船のトリックアート
港から東へ向かって少し歩いたところにある。使わなくなった漁船をペイントしていて、後ろの家と同化して見えるような仕掛けが施されている。
・夕日ヶ丘通り
島の中央にある、絶景が見られる見晴らしの良い道。その名の通り、笠岡諸島に沈む夕日が見られる。
・源平桃
一本の木に紅白の桃の花を咲かせる源平桃。見頃は3月下旬から4月上旬。瀬戸内海を背景に咲き誇る源平桃は息をのむ美しさ。
・玉津島神社
島の山頂を目指していくと見えてくる立派な鳥居。階段を上った境内からは港や瀬戸内海が見渡せる。