基本情報
島名:青海島(おおみじま)
都道府県:山口県
市区町村:長門市
面積:14.6 ㎢
標高:320 m
人口:1,578人(2020年・国勢調査
まるで“自然美術館”! 別名「海上アルプス」の絶景島
青く澄みきった、美しい日本海に浮かぶ島。昭和40年に青海大橋が建設されたため、JR「長門市」駅からバスで約20分とアクセスに困りません。北長門海岸国定公園の中心に位置する、国の名勝と天然記念物に指定される景勝地で、島の周りには洞門や断崖絶壁、石柱など数多くの奇岩・怪石が点在。長年に渡る数千メートルの隆起と、日本海の荒波が造り上げた造形美は、まるでスケールの大きい自然美術館の芸術作品。圧巻の景観で、別名「海上アルプス」と呼ばれています。観光遊覧船に乗って海上から眺めることも、青海島自然研究路を歩いて島内から間近で見ることもできます。海は透明度が高く水中洞窟などの多彩な地中地形を楽しめることから、ダイビングスポットとしても人気です。
グルメ情報
・せむら牡蠣
丁寧に3年かけて育てる岩がき。青海島の海と森の恵みをたっぷり含んだ濃厚でクリーミーなエキスは、苦みが少なく子どもにも人気。真がきに比べてサイズも2〜4倍。
・夏みかん
別名「だいだい」。島内には、国の史跡および天然記念物に指定された原木が残っている。甘みが強く酸味少な目で、コクのある味わい。
・ささせん
若鶏のささみをおせんべいにした、島のスナック。サクッとした食感にピリッとした辛さが、後を引く。一日60袋ほどしか生産できず、あまり出回らない。
みどころ
・青海島自然研究路
全長1900mに渡り、植物群落や名勝についての解説板を設置した散策コース。Aコースは約40分、Bコースは約20分で踏破できる。
・ミサゴ
青海島静ヶ浦を中心に生息する、準絶滅危惧種の鷹の仲間。青海島の海は魚が豊富なため、魚を主食にするミサゴにとっては格好の環境。
・海上パレード
毎年3月、観光汽船の安全祈願が行われた後に行われる海上パレード。カラフルな観光汽船が大漁旗を掲げて一斉に航海する光景は、迫力満点で圧巻。