基本情報
島名:沖島(おきしま)
都道府県:滋賀県
市区町村:近江八幡市
面積:1.51㎢
周囲:6.8㎞
標高:220m
人口:242人(2020年度・国勢調査)
来島者数:19,972人(2021年度)
琵琶湖に浮かぶ自転車社会の有人島
日本で唯一、淡水に浮かぶ有人離島「沖島」。日本最大の淡水湖である琵琶湖に浮かぶ島で、近江八幡市の堀切港からフェリーに乗って約10分程度でアクセスできます。古くから漁業を中心に栄えてきた島で、現在も島内に住むほとんどの人々が漁業に携わりながら生活を営んでいます。それゆえ観光産業は漁業や琵琶湖に関連したものが多く、特に船旅を楽しみながら新鮮なお魚を味わえるクルーズなどは人気です。
他にもUターン移住した島民によって空き家を活用した飲食店が開業されるなど、沖島の元々あった資源を再利用して新たなにぎわいをもたらす活動が進んでいます。また、沖島では車が利用されていないため、移動手段は沖島名物とも言える三輪自転車か徒歩のどちらかです。島内にはレンタサイクルもあるため、気持ち良い風に吹かれながらサイクリングを楽しんでみては。
グルメ情報
・えび豆コロッケサンド
滋賀県の郷土料理である「えび豆」をコロッケにし、パンで挟んだボリューム満点のサンドイッチ。
・スジエビとシラスのアリオリパスタ
琵琶湖産のスジエビとシラスがたっぷり入ったパスタ。沖島の味を洋食で楽しみたい方におすすめ。
みどころ
・見晴らし広場
沖島で最も標高が高い蓬莱山のてっぺんにある広場。200mを超える高さからは、一面に広がる琵琶湖の景色や滋賀県本土などが望める。
・厳島神社(弁財天社)
水面に浮かぶ鳥居が印象的な沖島の神社。島の東部に位置し、階段を登ることで社殿を拝観できる。
・おきしま展望台
旧沖島小学校の跡地に作られた展望台。琵琶湖の景色と一緒に町並みが見れるため、沖島の生活や歴史に思いを馳せることができる。