基本情報
島名:男木島(おぎじま)
都道府県:香川県
市区町村:高松市
指定地域名:直島諸島
面積:1.34㎢
周囲:約5km
標高:約213m
人口:132人(2020年度・国勢調査)
来島者数:3,176 人
迷路のように入り組んだ路地から覗く海景色に心揺れる
小笠原諸島の父島と母島など、名前が対になっている島はいくつかありますが、ここ男木島と女木島もそんな対になった名前を持つ島のひとつ。2島間を移動するために航路上では約20分の時間がかかりますが、実際の距離が一番近いところでは約1kmほどしかありません。
アートの島として知られる直島と同じく瀬戸内国際芸術祭の会場のひとつで、香川県高松市の高松港から1日6便運航する定期船に約40分乗船してアクセスできます。
港で出迎えてくれるのは、スペインの芸術家ジャウメ・プレンサの作品でもある高松市男木交流館。存在感抜群のこの建物内では、軽食やおみやげの販売が用意されているほか、島内でのアクセスに便利な電動サイクルをレンタルすることができます。
グルメ情報
・蛸を使った料理
伝統的なタコ壺漁で獲られた新鮮なタコが、タコ飯やタコの天ぷら、お好み焼きなどで堪能できる。プリプリとした歯応えがたまらない。
・瀬戸内海の新鮮な魚を使った料理
新鮮な魚介類を使った料理を提供する食堂やカフェなど点在。店舗によって営業状況が異なるので、事前に確認しておくのが確実。
みどころ
・男木島灯台
日本の灯台50選に選出されている灯台。日本に2基しかない無塗装灯台のうちの1つで、全国的にも珍しい総御影石造りの洋式灯台。
・豊玉姫神社
瀬戸内海を一望できる高台に位置する。豊玉姫は乙姫のモデルになったとされる海の女神。地元住民からは「玉姫さん」と呼ばれる。
・さまざまなアートスポット
男木港周辺、漁港付近、集落の中などあちこちにアート作品がある。どの作品も、男木島の風景に溶け込みつつ、静かな異彩を放っている。
・水仙郷
1月下旬~3月上旬、男木島灯台から延びる遊歩道周辺に約1100万株の水仙が咲く。満開の水仙に彩られた海景色が見事。